このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください |
井上ひさし (いのうえ・ひさし) 1934〜2010。 |
『あくる朝の蝉』 (電子文藝館) |
短編。夏休みを利用して、仙台の孤児院から祖母の家にやって来た、高校一年のぼくと小学四年の弟。ずっと祖母の家で暮らしたいと考える兄弟だが、薬屋を営む祖母の家は、死んだ祖父が残した借金で貧乏していた…。「今年の暮は裏の畑を手離さなくちゃ年が越せそうもないっていうのに、どうしてあの二人を引き取る余裕なんかあるんだ」──。思いやりに満ちた兄弟の姿を描いて感動を覚える。 |
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