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十一谷義三郎 (じゅういちや・ぎさぶろう) 1897〜1937。 |
『静物』 (青空文庫) |
短編。家を持って間もない道助夫妻だが、ギクシャクした夫婦生活に悩み苦しむ。「神経質で冷淡でそして何処か引込思案な気性」の道助は、親友の画家・遠野のモデル・とみ子に惹かれていくが…。「描いて貰うんだ。何なら半裸体でポーズするさ」、「ではどうぞご面倒でもお願い致します。いっそ裸体の全身像を描いて戴きましょうかしら」。三角関係ならぬ四角関係の様相を見せる展開が面白い。 |
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