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妹尾アキ夫 (せのお・あきお)1892〜1962。 |
『凍るアラベスク』 (青空文庫) |
短編。「私はあなたの顔を一目見て、これが私の妻となる人だと知りました」。女学校の体操教師・勝子は、見知らぬ男・宮地銀三から突飛な愛の告白を受ける。しかし、その翌日、銀三は行方不明になってしまう。銀三と一緒に製氷所を経営している男・暮松(くれまつ)から、銀三が製氷に熱中しすぎて発狂してしまっていたことを聞いた常川警部は、銀三の部屋を調べるが…。「それァ、不思議だ! ちょっとこちらへ来てごらんなさい」。結末がちょっと予想できてしまう嫌いもあるが、江戸川乱歩っぽい怪奇・幻想的な内容で面白い。 |
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