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正岡容 (まさおか・いるる) 1904〜1958。 |
『圓太郎馬車』 (青空文庫) |
短編。高座は一人前以上だが、それ以外はドジでヘマばかりしている落語家・橘家圓太郎。養老院と間違えて監獄所で泥棒の噺をしてしまったり、馬鹿でかい一斗枡をこしらえてしまったり、やることなすこと全て落語になってしまう始末…。「いいンだよ圓太郎。毎度のことだから、家はもう馴れているけれどもね。よそ様へうかがったときはお気をおつけよ。お前は人一倍そそッかしいンだからネ」──。「圓太郎馬車」の誕生エピソードを、師匠・三遊亭圓朝との心温まる交流や、お八重(圓朝の家に引き取られている娘)との恋の行方を通して描いた好編。 →三遊亭円朝 |
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