このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください |
水野仙子 (みずの・せんこ) 1888〜1919。 |
『神楽坂の半襟』 (青空文庫) |
掌編。貧というものほど二人の心を荒くするものはなかった。貧というものほどまた二人の間を親密にするものはなかった──。神楽坂へ買い物に出掛けた夫婦。半襟が気に入ったお里は、夫が買ってくれるのではと期待するが…。夫婦の心の行き違いを描いた秀作。 |
『散歩』 (青空文庫) |
掌編。久し振りに銀座へ出掛けた夫婦だが、ちょっとした感情の行き違いから、散歩を楽しむ気持ちがすっかり失せてしまう…。「男ってものはどうしてあんな女を好くのだろう?」、「女ってものはどうしてああ物質的なもんだろう」──。「男って〜」「女って〜」が面白い。 |
このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください |