このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください |
モーリス・ルブラン (Maurice Leblanc) 1864〜1941。 |
『奇巌城 アルセーヌ・ルパン』 (青空文庫) |
中編。ジェーブル伯爵邸で起きた強盗事件の真相を見事に突き止めた少年探偵・ボートルレは、怪盗・アルセーヌ・ルパンに誘拐された父親と伯爵の姪・レイモンドを無事に救い出すことに成功するが…。フランス国家の一大秘密である「エイギュイユ・クリューズ(空の針)の秘密」とは? 「ほら、こうして逃げますよ。ルパンはいつもちゃんと逃げ道があるんだ、はいさようなら…」。二転三転のストーリーが楽しめる探偵冒険活劇。翻訳は菊池寛。 |
『探偵小説アルセーヌ・ルパン』 (青空文庫) |
短編。万全に警戒したにもかかわらず、怪盗アルセーヌ・ルパンに綴れ錦の壁布を盗まれてしまった富豪・スパルミエント大佐は、失望のあまり自殺してしまう…。強盗はしても人命を害することは絶対しないルパンがなぜ、大佐の自殺を予見できたのに犯行に及んだのか? そして莫大な利益を得るための最終目的とは? 「来客でもなく、召使でもなく、探偵達でもないとすると?」、「まだ、残っている人がありますよ」──。ルパンを追い詰めるガニマール刑事の推理力。意表の展開が楽しい軽快なタッチの探偵小説。 |
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