このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

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若松賤子 (わかまつ・しずこ) 1864〜1896。


黄金機会  (青空文庫)
短編。十一歳の誕生日に、祖父から一円金貨を、父から二十銭銀貨と一銭銅貨を貰った俊子(私)。母から“黄金機会”(お金を善い事に使う絶好の機会)について教わった私だが、一円金貨で風琴のおもちゃを買ってしまい、ひどく後悔する破目に。残りのお金で何か善をしたいと考える私だが…。「誰でも善事(よいこと)をし度(たく)ないとおもう人はないが、本気になって、一心にそれをしようと思う人と好加減(よいかげん)に上つらでし度(たい)と思う人とで大変な違いになるんですよ」。とうとう銅貨一つになってしまった私に“黄金機会”は訪れるか?──金額の大小より真心。生きたお金の使い方。

おもひで  (電子文藝館)
掌編。納戸の長持から古い洋服を発見した私の娘。その洋服が質素で控えめな私のものだと知って驚く。「いつか好折(いいおり)におまえたちに見せて、一とむかし前の話しをして笑わせもしたり、戒めにもして上度(あげたい)と心掛て居たのだよ」。まだ娘が小さかった時分に、旧友の孝代と再会した私は、西洋風の上流生活を送る彼女にすっかり感化され、安っぽい自分の家や、書生風が抜けない夫に不満を持った挙句、洋服を一揃い拵えるのだが…。背伸びをせず、身の丈に合った生活が一番だという教訓をユーモラスに描く。



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