このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください |
国道465号線は房総半島を横断する形で千葉県富津市〜大原町間を結んでいる道路である。
それ程標高の高い所を走る訳ではないが、なかなか起伏にとんだ道で随道も幾つか点在している。
富津市と君津市の市境の山を現在『九十九トンネル』と『平田トンネル』で越えているが、
この二つのトンネルは1995年に出来た新道であり、旧道は1〜1,5車線の国道としてはやや頼りない道であった。
先ず最初に九十九トンネル前後の旧道区間をから紹介したい。
お約束のごとく現道との分岐地点からスタート。 実は旧道はもっと前の方から始まっているのだが、前日に降った雪がどっさり積もっていたのでスルー。 ここからの区間は幾つか集落があるので除雪されていた。 | |
ちなみにこの分岐地点にはR465が以前、県道だった時代の遺物が残っている。 ここの看板に描かれた切り通しの新道とは当然現在使われている道の事だが、なぜか完成後もこの看板はそのまま放置されてしまった。 | |
旧道に入っていきなりの遺物。 錆びまくった『警笛鳴らせ』の標識。 たしかに狭い上にブラインドカーブが多く、対向車に対して気を付けねばならない。 現在は殆ど交通量は無いが、それでも集落の住人が歩いている可能性もあるので安全運転を心がける。 (雪も積もっているし) | |
この区間は前述の通り、県道時代すでに新道が出来ていたので国道として機能していた事は無い。 しかし、房総を横断する『主要地方道』としては非常に頼りない。(けど房総横断道路って殆どショボイ道ばっかだが) また現役県道時代には路面はダートだったのではないか? なんとなく現場の雰囲気そんな感じだった。 | |
なぜか道に、チラホラとお手製『標識』が。 集落の人が作ったのか? また、途中作業道らしき道が分岐したりしてるので林業者等の為の物かもしれない。 | |
一旦ここで現道とクロスする。 ここから先は1995年までは国道だった区間。 | |
途中、鹿野山林道との分岐がある。 んで、分岐にはこんな標識があるのだが・・・。 ふつうこの標識、街道とか大通りの案内に使われているのだが、『林道』の案内に使われているのは見た事が無い。 ちなみに林道との分岐点から旧道は通行止めとなっている。 当然、除雪もされていないので九十九トンネルで反対側へ回る。 | |
九十九トンネル。 最近できたばかりと言う事もあり、非常に走りやすい。 調子にのって飛ばしていたら、出口が凍結しててドッキリ。 軽く滑って、ふらつきながら脇に停止する。 これだから雪道は怖い。 | |
トンネル脇すぐに旧道の入り口。 どうやら、ダンプが出入りするようだがなにか工事をしているのか? とりあえず原チャリを置いて旧道に入る。 | |
おや、おにぎりが残っているじゃないか! 状態はとても良好でまるで現役の国道のようだった。 | |
またしても標識遺構が。 こちらの方は朽ち果てまくった『警笛鳴らせ』の標識。 なんかこの旧道楽しいぞ。 | |
おっといけねえ、指が入っちまった。 丁度、指で隠れてしまった部分に切り崩された斜面があり、どうやらここは採石場のようだ。 旧道はここから採取した石を運び出すために使われているのだろう。 | |
さて、採石場でUターンし現道へもどる。 九十九トンネルから100mもしない距離で再び平田トンネルの中へ入る。 そして、この平田トンネルには旧随道があるのだが・・・。 | |
ごらんの通り封鎖されている。 さらに道は曲がりくねっていて随道が見えない。 とりあえず、君津側からアプローチをしてみようと試みる。 | |
が、しかし君津側の旧道へのアクセスの仕方がまったく分からない。 地図上(ツーリングマップル)では旧道は坑口付近ですぐ合流しているのだが・・・。 富津側ははっきりと道筋が残っているのに・・・。 ・・・・・・・。 もしかして・・・。 もしかして、旧道はそこなのか? そこに道があったと言うか!? 次回に続く |
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