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茨城県道280号線　
茨城県笠間市
２００８・２・２４ 来訪

茨城県の笠間市と石岡市の境に「道祖神峠」と言う峠がある。
この峠には県道４２号笠間つくば線と言う道が走っているのだが、
あまりにも『攻めたくなる』峠道だった為、バイク事故が多発し死亡者も少なからず出て
現在では二輪車通行止めの道となってしまった。

現在、二輪車が通り抜け出来なくなってしまった「道祖神峠」であるが、
実はもう一本この峠へ向かってのびる県道があるのだ。
それが県道２８０号「指原岩間停車場線」である。
この県道が峠まで登っていってくれれば、岩間よりバイクにて道祖神峠へ迎えるのだが・・・
しかし残念ながら、この道は峠１ｋｍほど手前で途切れてしまい
地図上では点線表記なってしまう。
いわゆる未通県道と言う奴である。

が、しかし点線道は確実に峠まで伸びているのである。
もしかしたら、なんとか行けるんじゃないのか？

そう思い立ち、僕は現地へと向かったのであった。

	国道３５５号線と県道との分岐手前。 ごらんのように青看板には、はっきりと「４ｋｍ先通行不能」と表記されている。 行き先には「上郷」とかかれ、地図上でもこの地域のあたりで県道表記から点線表記へと切り替わる。 しかし、オブ野朗のサガか「通行不能」と言う文字に少なからずワクワクしてしまうのが本音である。 果たして本当にあらゆる車両が通行不能なのか、これより確かめに行きたい。
	国道との分岐直後。 長閑な田園風景が広がり、なんて事も無い田舎県道と言った感じ。 むしろ、余裕のある２車線、綺麗な舗装とわりと規格が高い道と言った感想である。
	しっかりとヘキサも立てられ、県道名もフルネームで表示。 未通県道によくある悲壮感、もしくは放置感はまったくない。 この先の山も、道を閉ざすような険しい山とも思えず、本当に不通県道なのか？とさえ思えてくる 特に見所もなく普通の道としてしばらく流していく。
	住宅地を抜け、山中に入ったかな？と思った所でゴルフ場の入口が現れる。 恐らく、ここまで道の規格が良かったのはコイツがあるせいだろう。 しかしこの先、少々舗装状態が悪くなるがまだまだ幅員が広い２車線道は続く。
	ゴルフ場をちょっと過ぎたあたりで、今度は砕石場の入口が。 そろそろ、一車線とかになってもよさそうな感じなのだが幅広２車線はまだ続く。 もしかしてもう開通してんぢゃねェの？
と言うワケでは無いらしい。
オイオイ、結局終端まで２車線かよ。 微妙にラスト１００ｍの舗装が綺麗なのが非常にムダ。
で、２車線道から一気に作業道クラスに転落ですか。

続く。