このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください |
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二手に分かれる道。
直進はダート、右折は舗装路。
どちらがグレートの高い道かと問われれば、通常は舗装された道を指すであろう。
が、冥府魔道を往く『険道』の世界で、それは必ずしも当てはまらない。
頼りない砂利道一車線路。
茨城険道218号線、一本杉峠の西側区間のスタートである。
いやー、見れば見るほど直進が『県道』ってのが信じられない。 一応事前に「県道218号はダート」と言う情報を得てはいたんだけど、それでもちょっと迷う所があった。 もし、その情報が無ければ絶対ここで引き返していたと思う。 | |
ダート県道を進む。 取りあえず路面はフラットで走りやすい。 この時点では「出来の良い林道」といった感じ。 | |
徐々に上りに入っていく。 傾斜がきつくなってくると、雨水で路面が削られた部分が出てくる。 一部深く削れた箇所もあるが、走行に支障が出る程ではない。 が、ある意味これが後半区間の伏線と言う気がしないでも・・・。 | |
斜面がプチ崩落。 法面の90%以上が何の対策も打たれず、岩盤むき出しの為ちょっと雨が続けばボロボロと崩れてしまうだろう。 | |
山の斜面をうねる様にして峠を登っていく。 ガードレールもデリネーターも標識も無い。 はっきり言って、もう林道を走っている気分になっていた。 | |
中腹よりちょっと上ぐらいまで進んだ時、路面の脇に湧水が湧いている場所があった。 非常に澄んだ綺麗な泉。 この小さな泉より水は流れ、川を下り、いつしか遥かなる大洋へたどり着くのであろう。 | |
路面を削り取って。 | |
さて、この 短い区間ではあるが景色の開けた箇所もある。 眼下に広がる長閑な田園風景に心が和む。 | |
しかしまたすぐに薄暗い山道に戻り、あれが峠西側の最初で最後の展望区間となる。 ここから峠へのラストスパートとなりキツイ傾斜を一気に登っていく。 | |
ダートが続いていた路面が突然舗装路となる。 そして、坂道を見上げると『真壁町』も白看板が。 真壁町は「平成の大合併」により桜川市の一部となっている。 つまり峠まで来たって事だ。 | |
峠名を刻んだ石碑。 この峠、何かの重要な地点だろうか? それともバブル時代の観光林道開発のなごり? | |
峠直下で北筑波稜線林道という林道とクロスする。 画像では左側から右側に抜けていく道がそうである。 県道150号線湯袋峠付近から、ひたすら山の稜線を走り笠間市方面へ抜ける。 こちらはきちんとした舗装路で交通量もあるようだ。 おそらく峠の銘盤も県道より、こっちの林道にあわせて飾られているような・・・。 さて、県道である。 県道が進む道は画像中央部分、すこし下っているような箇所が進入路であるが・・・。 | |
コレ、ホント県道なんスか? 舗装はすぐに切れ、その向こうにはこの上なくアヤシイ道が奥へと続いている。 そして、横を見ると何やら標識がある。 そこに表記されていたものは・・・。 | |
この先、 車両通行不能 |
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