このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください |
大自然の厳しさを知ってみました。
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日本を東西に分かつ鈴鹿峠。 この峠を現代の東海道である国道一号線が中京圏の三重県から 関西圏の入口である滋賀県へと向かって貫いている。 現在、上り線と下り線が別ルートとなっているのだが、 その上下線分割の過程に出来た旧道が折り返し道として残されている。 その折り返し道の一つにかつてツーリングマップルで 「大自然の厳しさをその身をもって知る」 と記された曰く付き林道への分岐が存在している。 | |||||
走り屋さんたちによる大量のブレーキ痕やタイヤカス、そして破損したパーツが散乱する旧道。 その旧道のカーブから分岐する怪しげな舗装路が現れる。 これこそ悪名高き神大滝林道の入口なのである | |||||
林道へ入ると真っ先に現れるゴツイゲート。 これで四輪はアウトであろう。 まあこの先、四輪が通れるような状況ではないのだが・・・ | |||||
バイクではこの通り。 ゲートの向こうに既にセローさん。 しかしアレだな。 公道でいろいろ頑張っちゃう走り屋さん達が時々非難される事があるが、自分のように「ゲートの向こう側」へ逝っちゃうオフ(オブ)ライダーもまた世間一般的に困った人々であろう。 自己責任と行っても崖から落ちたり遭難したりすりゃ家族・親戚・友人はもちろん、その(遭難した)地域全般の人々、当然同種の趣味の方々に大いに迷惑がかかる。 『自己責任』と言う言葉は「起こった後の責任」の前に、「起こさない責任」があるんだろうな、と思うこの頃。 | |||||
さて、「全国ヤバイ林道」代表格とも言える神大滝林道ではあるが、序盤はいたって静かな物。 ごく普通の舗装林道である。 | |||||
このように横の斜面がプチ崩落し大小の岩があちらこちらに散らばっていたりと、多少荒れ気味だが林道ではそれほど珍しい光景ではない。 たまに切断された倒木が転がっていたりと、林業者等がそれなり立ち入っている形跡が見れる。 | |||||
正直、落石より時々路面に敷設されているこのゴム版のほうが厄介だった。 この画像のもののように路面に対し斜めに過ぎっていたりするので、タイヤがとられてバランスを崩しそうになる。 たまにコレ、他の林道とかでも見られるのだが、いったいなんの為に敷設されているのだろう? 雨水による洗削を防ぐ為か? | |||||
舗装路区間は以外に長い。 というか、ツーリングマップルによると2008年現在、神大滝林道には僅か1kmしかダート区間が残されていない。 峠上部区間の舗装は比較的綺麗でアスファルトが敷かれてからそれほど経っていないのであろう。 しかし、その脇の斜面からはポロポロと岩が崩れていて、かつてはこの区間も相当なガレ区間だったと思われる。 残された1kmの未舗装区間は一体どのような姿をしているのであろうか? この何でもない舗装路からでは全く想像がつかない。 当然、多少なりともネットで情報は得ているのだが、ネットと現地じゃ大違い、なんてことはザラである。 そんな事を考えつつ進んでいると・・・ | |||||
あ、そろそろ本気っぽい。 |
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