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暗峠と言う峠がある。
かつて奈良が政治の中心地であった時代に、
各地から奈良へ向かう為に整備された『奈良街道』の一つとして拓かれた道の峠で、
江戸時代には松尾芭蕉も通ったと言う由緒正しい道である。
『日本の道百選』にも選ばれ峠には古い家並みが残り、歴史の風情を感じる事が出来る・・・。
でもそんなの関係ねェ!
俺たち『酷道マニア』で暗峠っつたら、極鬼坂だろ!
2007年夏、チャレンジしに逝きました!
国道308号線である。 大阪市内から東大阪市石切までは高規格の4車線道路であり、大都市を貫く幹線道路として存在している。 国道上下線の間には『第二阪奈道路』と『近鉄けいはんな線』が通っており、これらは生駒山地を長大トンネルでパスし大阪と奈良を結んでいる。 一方、R308もまた大阪・奈良を結ぶ国道であるはずなのだが、新石切駅前のR170(旧道)との交差点で幹線道路としての使命を終える。 この交差点でR170(旧道)に吸収されるのだ。 どうせ吸収するなら、しょっぱい生活道路と化している旧道より、すぐ横を走るバイパスの方に吸収すればよいのに・・・。 | ||
吸収されて500mもしないうちに、この箱殿交差点で再び分離。 左折がR308。 ちなみに右折は府道702号線なのだが、これが元々のR308、つまり旧道なのだ。 此処で本来の道筋に戻ったって事だ。 | ||
先ほどのまでの高規格道路としての姿からすれば、ずいぶんショボクなったが、まだこの位までなら国道としての面目は保っている。 さて、眼前には徐々に生駒山地が迫ってきている。 遠目にも けして穏やかな山並みには見えないのだが、 地図上 では ほぼ真っ直ぐ最短距離でR308は峠を目指そうとしているのだ。 通常、車道で山を越えようとするならば 何回か九十九折れを繰り返し、緩やかに登っていこうするのだが、この道にはそんな意思は感じられない。 漢なら、一直線に目標を目指せ!、てか? | ||
このスクランブル交差点が少々わかりづらい。 右斜めの道がR308である。 まあ、直進の道より多少『国道っぽい』であるので わかるとは思うが、『酷道』場合は以外な答えがきたりするからねェ・・・。 と言うか、すぐ先でそのような状況に出くわすわけだが。 | ||
だんだん勾配もキツくなって来ました。 道の雰囲気も「国道?」てな感じに。 てか、あの近鉄奈良線のガーター橋もヤバくない? 車高の高い車、絶対頭ぶつけるぞ。 そろそろ、カオスが近づいてきました。 | ||
頭上が怖いガーターを潜りぬけた先。 一軒普通の丘陵地帯の住宅地です ただ、日本酒や神社等の看板のなかに,怪しげな青い看板が混じっています。 ついに来たっぽいです。 | ||
『酷』道308号線、暗峠区間の開始のようです。 つーか、奈良側からのみの一方通行かよ! 大阪側から来た場合、しょっぱな出鼻をくじかれます。 ちなみに通行規制看板に表記される通行止め条件は
運転が慣れない方、又は自信がない方は『自主通行止め』を推奨します。 また、初めて此処を通る方は本当に細心の注意が必要です。 シャレでなく。 自分はこの先それを思い知らされます。 | ||
ホント、こんな道が地図で国道色塗られてるなんて、詐欺ですわ。 |
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