２００７年１１月１０日に行なわれた万世合同アタックにて、
栗子隧道前で合流すると言う荒業を見せたとら氏。
何気に万世初アタック、しかも雨天で悪天候と言う中で
単独で隧道前まで来てしまった。
それでありながら、まだ余裕すら感じさせるとら氏のポテンシャルの高さに大いに驚かされる。

さて、多くのオブ魂を持つ者を魅了する万世大路。
とら氏もまた、今回の探索でこの道の素晴らしさに感銘を受けた。
今度は気持ちいい快晴の空の下、この道を歩みたい。
そう思う事は実に自然であった。


そして翌年、２００８年某日。
再びとら氏は万世大路を訪れた。
この時は実に良く晴れた青空が栗子の山の上に広がっていた。
確かに山歩きするには良い天気ではあるが・・・

真冬である。
クリコズイドウ、ウマッテル・・・。

いや真冬といっても、３月中旬の頃なので厳冬期を過ぎてはいるが・・・
ちなみにこの時も単独行。
ルートは福島側から入って栗子隧道前より尾根へ上がり、
山形側へと抜けたそうです。

すごすぐる・・・。


それではとら氏よりお借りした貴重な画像をどうぞ。
（快く画像の拝借を承諾して頂いたとら氏に、心より感謝いたします。）

完全凍結の「二つ小屋の瀧」



上部を残して埋没する福島側坑口



栗子の尾根



山形側坑口



山形側坑口付近



（注）言うまでもなく冬山へ単独で入山するのは危険です。
山の天候は変わりやすく、雪崩も頻繁に起きます
（実際に雪崩跡が何箇所もあったそうです）
ベテランのトレッキング経験者であるとら氏だからできるのであって
安易に入れば、命に危険に晒される事になるでしょう



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