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この日は加波山周辺の何だか良く解らない道を彷徨った後、r218に合流。
右から左から抜けていくのが県道。
言われなきゃ解りません |
| 木漏れ日を浴びるr218。
最近グダグダ道を楽しむだけでなく、この景色に会いにr218を訪れている気がする。
朝の爽やかな空気を浴びつつ、朝露濡れた道を気分良く進む。
前回訪れたのが8月の初め頃。
夏場に比べ植生が収まっている位で、特に変化があったようには思えなかった。
相変わらずガレているとは言え、走りなれた道。
サイトのネタとか関係無しに、散歩気分でサクッと峠まで行ってしまう予定であったのだが・・・
事件はやはりアノ場所で起きていた。 |
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!? |
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どう見ても沢です |
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県道を走っているだけですが、
何か?
結局ここで滑り落ちて横転。
「沢登り」に失敗しますた。
しかーし、このまま撤退するのは悔しく
「登りはダメでも、下りなら何とかなりそぢゃね?」
と思い反対側からアタックを試みる
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| で、数十分後。
r41〜r7〜北筑波稜線林道で峠まで迂回した後、反対側までやってきた。
たかだか数mの為に20km以上の迂回なり。
さて、2ヶ月程の間に突然出現した沢。
大雨とかの直後ならいざ知らず、この一週の間にはそこまでの雨は無かった。
また、岩の角が流水によって滑らかになっている事から、常時ここに水が流れている事が示される。
一体何故こんな事になってしまったのであろうか? |
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元凶はここにあった。
路面を横切っていた排水溝が土砂で詰まってしまい、
其処を流れていた水が行き場を失い路面のど真ん中を流れるようになってしまったのだ。
元々この排水溝は詰まり気味ではあったので、
恐らく大雨の時には以前から溢れていたと思われる。
あの崩落路面も大雨の度に流水に削られ出来たものであろう。
しかし平時であれば何とか捌いていた排水溝もとうとう限界点に達し、
ついに県道は沢の一部と化してしまったのだ。
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勢い良く流れ落ちる沢。
しかし、此処はれっきとした県道である。
茨城県が認定した道に車両が通っても、なんらおかしい所は無い筈である!
(でも車両通行止め看板アリ)
セローさん突撃! |
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まず第一歩を踏み出しました。
画像が激しく傾いています。
足元には水が流れ、ブーツが激しく浸水。
ちべたい。 |
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バイクは道を走る為の乗り物です。
沢を下る為の乗り物ではありません。
でも何で僕は此処にいるんでしょう? |
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この画像、けっこうムリな体勢で撮っています。
6コマ前の画像の所です。
(セローさんが沢を登ろうとしている画像)
アノ画像が進行方向が逆になって跨っている画像だと思って下さい。
今にも滑り落ちそうです。
と言いうか滑り落ちた。
何か、下の方で『ガツン!』とイイ衝撃がしたよ。 |
| 何はともあれ、沢下り成功。
後は段差を登るだけなので、それ程難しくない。
しかし、やっぱり道から沢に降りたような画像にしか見えないな。
左側に写ってるミラー、何か変ぢゃね?とか言う質問は無しね。 |
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道は途絶えてはいない。
ただ、路面が河川に変わっただけの事。
これからも僕はここに通い続けるだろう。
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