このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください |
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ヤビツ峠の秦野側は町並みと海を横目に眺めながら登ってくる
が、峠を越えると一転して山と渓谷が景色の主役となる。
道路状況も何とか車が離合できる状態だったのが、
清川側は普通車一台通るのが精一杯と言った区間が大部分をしめる。
しかし、それを我慢すれば丹沢の自然を満喫できる道だろう
峠です。 でも、ここが市境ではありません。 ここからもう少し先に行った、藤熊川とタライゴヤ沢の合流地点が清川村との境になります。 | |
また、峠の側に古道の峠道との合流地点がありますが、現在、道の崩落のため通れません。 | |
峠を過ぎると景色は一転、山岳風景となります。 これが首都圏郊外の住宅地すぐそばの光景とは思えません。 逆を考えれば、こんな山地の近くまで都市化が進んでしまっていると言う事でしょうか。 ここからそれ程遠くない多摩ニュータウンも、昔は完璧に山だったわけですし。 そりゃ、狸も反乱もおこすわ(ジプリ作品『平成狸合戦ぽんぽこ』) | |
道は緑深い山中を進みます。 人ので植林された杉等と、元々あった広葉樹の木々がごっちゃになってはえています。 ちなみにここは、三段つづら折りになっています。 | |
美しい木々の間から、古そうな橋が見えています。 なかなか、景色に溶け込んでいていい感じの橋です。 なんと言う名の橋でしょうか。 扁額をみてみましょう。 | |
地獄沢橋。 | |
とにかく、緑の気持ちいい道です。 今年(2005年)は気温が高かった為、紅葉が少し遅れていました。 本来なら、この山一面に色付いた木々が広がるのでしょうが、自分が来た時はまだ、まだ一部しか色づいていませんでした。 | |
河原をまた古橋で渡ります。 こちらは札掛橋です。 今度はちゃんとした名前だな。 | |
しかし、橋の横にはこんなモノが。 イヤーンな感じ。 | |
今度はトンネルです。 1〜1.5車線のショボ道に2車線の小奇麗なトンネルは違和感ありまくり。 | |
すこし先に行くとまたトンネルが現れます。 素彫りにコンクリ吹き付けのショボトンネルで、こっちの方が場所的のしっくりきます。 | |
突然、山の中にに巨大な空間が。 キャンプ場兼釣堀のようです。 オフシーズン故か誰もいませんでした。 | |
道と川に高低差が出来てきました。 ここも、紅葉シーズンともなればきっとすばらしい景色が見れるでしょう。 しかし、自分はその時期にはあまり来たいとは思えません。 なぜなら・・・。 | |
ずっと、こんな道だからです。 さらに、その①でも述べましたが、交通量多いです。 今回、それなり写真を撮ってますが、山の斜面に無理やり原チャリを止めたりしてます。 それでも、のんびり撮影してると、車が後ろから前から次々ときてしまいます。 ここも時も5台やり過ごした後の写真です。 はっきり言って車で来ても止められる場所はわずかです。 それどころか対向車が来た時には長距離バック走行を強いられます。当然、その時には後続車も来て、にっちもさっちもいかなくなるでしょう。 もう、それこそ紅葉シーズンは(もしかしたら、夏場の登山シーズンも)えらい事になるでしょう。 出来るだけ、人が来ない日時を選んで来るべき道です。 まあ、それが出来れば苦労はないんだけどねぇ。 | |
ヘキサもそっぽ向いちゃってるよ。 | |
険道区間も宮ヶ瀬湖が見えてきた時点で2車線になります。 湖岸に見えるのは県道64号線です。 あちらは全線まっとうな道。 あの道とこの先合流して終点となります。 険道64号線は、街を出て自然を満喫したい人間が集中してしまうがため、都会と同じ渋滞と言う苦痛を味わう道と言えるでしょう。 |
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