このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください



入笠山南部林道群
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2005年11月 XR100モタード
2006年5月 XR100モタード
2006年8月 XR230にて

過去の航空写真を見ると、地図に書いた以外にも無数の道が存在する。林業や牧草の採集で活発に利用されていたのであろう。写真で見る限り、登山道か林道なのか判断が難しいが、機会を見て探索したい。
林道釜無山線

▼茅野市の国道20号線から西へ登ると、大抵の道は入笠山へ続いている。最も分かりやすいのは、スキー場の看板に従って国道を逸れ、入笠山へ至るルートだ。道幅のある舗装路は短時間で標高差800m以上を登り、登り切ったところが大阿原湿原。左へ曲がると、林道釜無山線となり、やがてダートに変わる(地図上の赤色ルート)。▼右手には幾つもの分岐があるが、どれもゲートがある。どの道も川に沿う黒河内林道へ通じているが、川沿い故に出口は「橋+ゲート」などで通行が難しい。▼しばらく進むと本線上に立派なゲートが現れる。これを通過すると釜無山に沿って少しずつ下りはじめ、ややガレた様相になる。触れば幾らでも崩れる脆い岩は、中央構造線の一部(釜無山断層群)なのだろう。前年に訪れた際の崩落箇所は片づけられていたが、落石防護柵の網は無く、防護ネットの中も岩があふれている。毎年どこかが崩れている。▼釜無川の流れる谷に向けて、白い単調なダートを下って行く。対岸は山梨県。やがて右下に草むした道が見え、その道と合流する地点に、ゲートが現れる。ここからは林道花場釜無線となる。分岐する藪道は短いようなので今回はパスして、本線を下る。脆い岩場から森の道となり、川や人家が近くなる。舗装路に変わり、集落の中を北か東へ進めば国道へ出られる。

黒河内林道
▼小黒川に沿って美和湖と入笠山を結ぶ道。四輪車の通行が多く、道自体も楽しくはない。伊那谷から入笠山へ行くのならば、町道高嶺線(ダート)がおすすめ。▼釜無山線へ繋がる道は、どれもゲートがある。釜無山線側のゲートは、黒河内林道側のそれよりもややガードは低い。▼黒河内林道支線は、車幅次第。XR100でギリギリ。

林道釜無山線 延長10031m (花場側ゲート)
ゲートはあるが、入るなとは書いていない。「気をつけて通れ」と。


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