このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください



埼玉県 林道大名栗線・西名栗線(広河原逆川線・炭谷入線他)
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2006年11月 XR230にて
2007年2月 XR230にて


埼玉県飯能市市街から約20分。都心から近い林道としては、最も距離の長い林道大名栗線がある。全線視界が開け、鬱蒼とした林道とは異なり開放的な気分で走る事が出来る。名栗断層と一帯を形成する堆積層のため、常に崩壊、復旧が繰り返されている。ほとんどの区間は通行止めだが、ゲートはない。行政の好意(?)に甘える分、絶対に事故を起こしてはならない。


▼飯能市街から名栗方面に向かい、大松閣の脇をかすめて舗装路を上ると林道大名栗線となる(地図右下、湯基入)。入口からしばらくは路面が荒れているが、進むにつれて穏やかに変わる。

▼訪れるたびに違う所が崩れており、また、交通量が多いため、ゆっくりと景色を楽しみながら走りたい。索道をくぐるコーナーで休憩。新都心や新宿のビル群が一望出来る。この先は、日当たりの悪い似た様な景色が続き、やがて林道有馬線と分岐する。この先のコーナーは砂利が深いので注意。▼この辺りまで来ると地質が変わり、崩壊もない。路面も安定しており、秩父へ至る林道広河原逆川線に突き当たる。▼右折して少し下ると、左に林道西名栗線が分岐する。チェーンゲートがあるが、開いていたり閉まっていたり気まぐれ。こちらも手で崩せる堆積層を開削した道なので、途中から崩れ放題。南斜面から北斜面に回り込んだ後は、特に激しく崩壊している。高度を下げて行き、林道炭谷入線とのT字路へ至る。そのまま進むと開削現場(2007.2現在休工)で行き止まり。北側の尾根まで、人見入側からの工事が進んでいる。▼T字路へ戻り、林道住谷入線へ入る。バイクを止めておけない様な急坂を下ると、すぐにチェーンゲートが現れる。山側・谷側ともすり抜けは不可能。知恵を使いスマートに通過。下る続けると県道へ出る。




▼県道53号線を北上して、切り通しの右カーブ手前を左の旧道へ逸れる。西名栗線の人見側はここが入口。九十九折れで一気に高度を上げる。尾根の下から工事区間となり、やがて開削現場で行き止まり。直前の分岐も行き止まり(2006.11現在)。

▼再び県道へ戻り、山伏峠方面へ向かう。峠を越えて正丸峠方面との分岐点を左折、少し進むと林道鍋コーシ(鍋囲子)線の入口が見える。崩壊の復旧をする程度の管理はされているが、道の真ん中にススキが生えている。林道大栗沢線との十字路を過ぎ、しばらくすると行き止まり。西名栗線の一部になる予定だが、当分工事が進む気配はない。先へ進む踏み跡があり、徒歩で入ってみたが、所々に赤い杭が打ってあった。▼十字路へ戻り、大栗沢線を上るもすぐに終点。帰りはこれを下って、名栗げんきプラザの上へ戻る。正丸峠経由で国道299号線へ向かい、国道の手前を左折して奥武蔵グリーンライン方面へ上り直す。

大名栗線より都心方向を望む炭谷入線とのT字路(2006.11、その後復旧)


西名栗線南側の終点西名栗線鍋囲子工区の終点


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