このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

JR101-1・室蘭本線ブルトレ①

     ・蒸気機関車が無くなり鉄道写真で再び北海道を訪れるとは思ってもいなかったが、DLが雄大な大地で活躍してる写真雑誌などの
      誘惑にかられて約15年振りに東北地方と兼ねて訪れることにした。 
      車を津軽線の蟹田駅へ止めてミニ周遊券を購入し、ED79牽引の50系に乗込んだのは最終のPM5時頃で青函トンネルを越えて
      北海道の地上へ出たときには既に暗かった。 函館24時前後のDCに乗り長万部には2時に着き始発発車まで待合室で過ごして
      目的地の礼文駅へ降り立った。



       ・礼文は長い貨物待機線も備えられた駅で、小幌方面のカーブへ通過列車を気にしながら線路の端を歩き始める。
        910811 DD511142 礼文・小幌        [新製配置:岩見沢第二→76年小樽築港→87年空知→95年函館] 



       ・当時函館・札幌間のブルトレは北斗星3往復・トワイライト・エルムそしてカートレイン・はまなすが設定されていた。
        910811 DD511055 礼文・小幌        [新製配置:岩見沢第二→83年釧路→89年空知→940827廃車] 
 



       ・この場所は礼文よりカーブに向って初めての踏切からの場所で、駅間のトンネルを抜け出た列車は高速で
        勾配を駆け下りてくる場所だった。
        後方の中腹に見える道路がR5でそこからの眺めも素晴らしい。    910811 DD511055 礼文・小幌



       ・北海道では国鉄時代の名残で機関車の仕様差(製造年代にて)によって異なっている為に
        重連総括制御(ブレーキ制御)の区分を表す札を区名札の並びに「重連」「半重連」を表示していた。
        定かではないが数年後は機関車性能が統一(1000番台)され札の表示は廃止された。   910811 DD511054 東室蘭



       ・通常JR北海道所属のDD51は全て青色でキャブには星のマークが付けられ通称:星カマと言われてる。
        出発信号機には終着駅の室蘭を示す「ム」と長万部方面を示す「万」の文字が。      910811 DD511054 東室蘭
        [新製配置:岩見沢第二→83年釧路→89年空知→95年函館]



       ・昨夜は東室蘭駅前のBHに泊まり稀府駅へ向うが小雨模様で、駅より近い踏切周辺でカメラを構える。
        丁度ここは枕木で建てられた(テーブルのように作られた)木造建築があり雨宿りしながら過ごせた。
        910812 DD511055 稀府



        ・デビュー当時のトワイライトEXPのヘッドマークは斬新な図柄で少し驚いた。     910812 DD511142 稀府



        ・リヤビューで機関車は稀府駅を通過中で、単線区間も終わりこの駅からは複線となる。       910812 DD511142 稀府



        ・ブルトレは札幌着AM9〜12時台着設定の為、比較的撮影時間帯も短く撮影ポイントがどうしても偏ってしまう傾向があった。
         [新製配置:小樽築港→75年旭川→86年釧路→89年空知→95年函館]    910812 DD511083 稀府



       ・乗用車と乗客が一緒の旅を目指して、カートレインが行楽シーズン中は運行されていたが後に廃止となってしまった。
        JR北海道の分担は大半が寝台特急の牽引で重蓮運用であるがカートレインは単機運用だった。
        [新製配置:小樽築港→75年鷲別→76年岩見沢第二→87年空知→95年函館]     910812 DD511100 稀府



        ・カートレインのリヤビューでワキ10000後方にもヘッドマークが付けられていた。        910812 DD511100 稀府



       ・臨時扱いでは有ったがこのエルムも含めると最大で6本のブルトレを撮ることができた。
        [新製配置:鷲別→87年空知→921109廃車]     910812 DD511052 稀府
  



       ・列車の性格上から上り列車の出発時間は遅い為に写すことの出来る列車数は数本であった。
        客車列車の名残で低いプラットホームに入線するカートレイン。      910812 DD511100 東室蘭


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