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JR246-1・岩手開発鉄道03年春①
・岩手開発鉄道とは名前の如く岩手県の南部にある大船渡市内のセメント工場と、原料を採掘している鉱石所を結ぶ約12KMの路線である。現在は18両編成の
石灰岩をDLにて10往復程度運搬している第三セクターであり、以前はDCによる旅客輸送も行っていた関係から駅やホーム等が残されている。
この路線は終着の岩手石橋には折り返しのS・Bが設けられており、鉄道ファンの姿を見かけることもある場所である。貨物の運行はセメント生産とリンクしており
何度かこの地(盛駅)を訪れてはいるが運休で撮影できなかったが、今回は望みが叶い二日間思う存分楽しめた。
・開発鉄道の有名撮影地でもある鉱山会社へ通じる踏切付近からで、全編成18両を牽引する姿は勇ましい。 030428 DD5652
・終着でもある岩手石橋駅下の坂道も漸く上りきろうとする様子で、空車牽引ではあるがエンジン音を付近の山々に響かせながら
S・Bの引き上げ線へと向かう。 030426 DD5652
・上り勾配が間もなく終了する付近で機関車後方には信号所の建物と、その先には92年に廃止となったホームが見受けられる。
石灰岩の積み出しホッパーと機回し線は留置線の右側に設置されている。 030428 DD5651
・本線から推進運転にて積み出しを行うホッパーへ貨車を進めて6両毎に積載し積載時は強烈な音が回りに響く。
晴れた日はこのポイントは完全逆光となる地形である。 030428 DD5651
・18両の積載完了後に機関車は着回し線にて貨物の先頭に連結し、推進でS・B本線の引き上げ線へと向かう。
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・出発信号にて岩手石橋を出発してセメント工場のある赤崎へと向かう。 030428 DD5652
・ホームに立てられた駅舎待合室の外側に掲げられた駅名表示板。 030428
・ゆっくりと出発した貨物は25パミールを転げるようにスピードを増して進んで行く。 030426 DD5652
・坂を下る貨物列車の後方には桜が満開の状態で美しかった。 030426 DD5653
・鉱石を満載した貨物は間もなく短いトンネルへ入るところで、後方の建物は日頃市駅で風格のある立派な駅舎だった。
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・日頃市駅構内で下り列車を待たせて積載した列車が通過する。線内での交換駅は日頃市及び長安寺でダイヤ上では互い違いの
交換設定を行っている。 030428 DD5651
・日頃市駅構内へ入線する下り列車で周りの木々は新緑の季節であった。 030428 DD5651
・日頃市駅の下り方面ホームに残された駅表示板でペンキも剥げているがまだしっかりしてる。 030428
・岩手石橋-日頃市間を走行する列車で山間部を走る貨物だけに、全編成を収めるには場所も限られてしまう。
左・・・030428 DD5652 右・・・030428 DD5651
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