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JR276-1・岩手開発鉄道07年①
春の季節も山々の緑が美しいところであるが、やはり秋の紅葉シーズンが山里には一番適しているのでは無いのでしょうか。ここ岩手開発鉄道も海岸近くから
山里までを砕石したセメントの材料である石灰岩を、DL機関車でピストン輸送しており列車密度も高く撮影には適した場所でもある。
恵まれた風景を走る被写体を紅葉の季節に合わせて訪れる事は、中々困難さもあるが澄み切った青空の下で一日追い求める事は楽し限りである。
・セメント工場から空のホキを牽引して、終着駅をスイッチバックして推進にて積出場所へ向かう。山の中腹には砕石場から
ベルトコンベアにて堆積した石灰岩の山が、青空をバックに白く輝いていた。 071024 DD5601
・貨物列車の編成は18両で石灰岩積込みは6両ずつ行なわれ、その都度機関車は係員の手旗合図にて貨車の送込みを行なう。
071024 DD5601
・推進にて最後の送込みを完了すると、機関車は切り離され機回し線を通り反対側の貨物に連結を行なう。 071024 DD56
・積載したホキを連ねた貨物列車は、山道をゆっくりと降りて行く。 071024 DD5653
・石灰岩を満載した列車は白煙をなびかせながら進む、そう言えば八高線を走っていたホキもそうだったなと思い出した。
071024 DD5601
・現在保有機関車は4両(DD5601 DD5651〜DD5653)で、DD56とは新潟鉄工製造の56トン・センターキャブの機関車である。
DD5601は4台の中では最新機であり、他の機関車はエンジン更新にて馬力アップを実施して機関車番号を改番した。
071024 DD5601
・午後の西日を浴びながら少し紅葉した山をバックに砕石所へと進む、18両編成は以外にも長いです。 071024 DD56
・この付近には旅客時代の駅名にもなっている「長安寺」があって、平安時代に建てられた有名なるお寺との事で
今度こそは境内に入って見学を・・・と思いながらも、毎回鉄道を追っかけてしまいます。 071024 DD56
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