このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

JR904-1・給水塔 ①

      ・蒸気機関車の時代は当然の事ながら、水を石炭で燃やして水蒸気を作りそのエネルギーを回転運動に変換して牽引するために水と石炭は動力源であった。
       大まかではあるが給水所は約50K毎、そして石炭は100K毎に供給する必要性から沿線には給水塔や給炭設備が多く見受けられた。
       この給水設備も製作時期等から様々な工法が見られ特にレンガで作られた塔は見ていても美しいものであった。

       140325 △1・・・画像をJR904-1に 1枚、JR904-2に3枚追加しました。 



              会津田島       ・給炭設備の奥に金属製の給水塔が設置され機関車はこのピットで罐換えを行う。
                              機関車の左側には石炭の燃え殻が山となっている。    731103 C1180



  

              会津宮下       ・当時の只見線には三本の貨物が設定され内2本は只見まで往復していた。この貨物列車は復路
                             宮下駅での交換時間を利用して機関士・助手にて水タンクに注水中で足回りをチェック確認中である。
                             731013 C11254



              旭川          ・レンガ作りであるが相当色も変色し上部はコンクリートのようで、この歴史ある機関区も旭川周辺の
                            高架工事と再開発により移転した。     951013 DD511159



              出雲          ・出雲機関区の全景でレンガ作りの機関庫・給水塔が美しい。右側には特急「出雲」のHMを取り付けた
                             DD51機関車などが停車中。     880812



              稲沢          ・歴史ある稲沢機関区も稲沢駅前に新たに移転して愛知機関区と名を変え、この付近も含め再開発中である。
                            右後方の塔が給水塔で上部には稲沢機関区の名称が大きく書かれていた。    920813 DE101503



              糸魚川        ・この場所にも多く訪れてはいるが意識的に建造物(給水塔など)を撮影して無い事もあって、手持ちの
                            ネガから探したもののこんな物しかなかった。現在は北陸新幹線建設を前にして機関庫・転車台も含め
                            撤去され更地となってしまった。     9004〜05 DD16304



              今庄          ・北陸トンネルが作られる以前の蒸気時代には、峠越えの補機運用を主とする機関区が置かれていた。
                            その名残でレンガ作りの給水塔そして右側には給炭所がその歴史を伝えている。    000815



        梅小路        ・梅小路蒸気機関車館(旧機関区)の給水塔で、JR西の発表では鉄道博物館の設置が発表された。
                            120904



       

              音威子府       ・ここ音威子府には戦前より機関区が設置され駅裏にはこの鉄道関連の建物しか見受けられなかった。
                            給水塔は稚内に向けて出発する96貨物の写真に僅かに写っていた。    740807 19661



              木曽福島       ・木曽福島駅ホームより機関区全景を眺めた風景で右側の建物が事務所で裏側がラウンドハウスである。
                             730514 D51401





              桑原          ・会津線のほぼ中間点にある桑原駅のホーム外れには給水塔があり、下り貨物列車はこの駅での
                            給水風景を見ることが出来た。   上・・・740308 C11312
                           ・そしてSLからDLに変り大川には新たなダム建設が始まるとこの付近も水没との情報もあって、懐かしく
                            桑原を訪れてみると役目を終えた給水塔がポツンと立っていた。    7608



          

              五稜郭        ・機関区訪問時で近代的な給水塔であり恐らく車両洗車や飲料水に利用されてるのであろう。
                            手前の機関車は当時機関車の試験塗装を4〜5両異なったデザインで実施中であった。   910813 DD511053



          

              坂町          ・蒸気の時代は機関車も配置されていたが、無煙化後はこの中もひっそりとして除雪車両が配置されていた。
                            一部ではあるが特徴のある給水塔が見えている。      960501



 

              高岡          ・判りにくい画像であるが5番線機関庫の遠方にタンクが見える。    940502 DE101531


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