このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

  DL LIBRARY  DD51  DD51 801〜854


  DD51 ① 1〜53          501〜599 DD51 ② 600〜729   DD51 ③ 730〜799DD51 ④ 1001〜1064DD51 ⑤ 1065〜1099DD51 ⑥ 1100〜1149
DD51 ⑦ 1150〜1193DD51 ⑧ 801〜854 目次へ戻る



 DD51801  680821 日立   郡山 → 85高崎一 → 870207廃車 




DD51801

841215 大越
(住友セメント)



DD51の増備ガ進み、区所によっては貨物列車だけの
運用も予想される事から、SG(蒸気発生装置=客車
への蒸気暖房供給)装置なしを正式に番号体系で設定
され800番代が付与された。






8508 東飯能-高麗川



’68年に誕生した801〜807号機は全て郡山機関区へ
配置され磐越東線で活躍したが、800番代のトップ機
等から高崎へ配属し数年間八高線での姿が見られた。
横川駅(旧横川機関区)跡に設立された「鉄道文化村」
への保存車両とはならなかった。
                   


 DD51802   680829 日立   郡山 → 870207廃車




DD51802

791005 要田-三春



 SGなしの車両は運転整備重量で、SGありの車両より
6トンも軽くブレーキに影響もあるため、新たな台車が
設定された。主なSG関連機器は発生装置・水タンク等。
    


 DD51803   680510 川崎   郡山 → 870330廃車




DD51803

830804 舞木



 800番代の車両は801〜899・1801〜1805号機まで
製作された。この803号機は800番代としてはトップで
製作誕生機である
    


 DD51804   680514 川崎   郡山 → 870207廃車




DD51804

830804 要田-三春



 郡山所属機はB寒地仕様で、運転室前面ガラスには
熱線式デフロスタが装着されていた。
    


 DD51805   680531 川崎   郡山 → 870330廃車




DD51805

791005 要田-三春



 郡山所属機はSG付きの600番代と一緒に、客車及び
貨物運用していた。
    


 DD51806   680612 川崎   郡山 → 870330廃車




DD51806

841215 大越



 大越駅構内からはセメント工場への専用線もあって
原料や完成品出荷も多く、数本の列車も構内で見る
ことが出来た。
    


 DD51807   680620 川崎   郡山 → 870207廃車




DD51807

841215 大越



 郡山機の特徴として連結器上部に、1端・2端区分の
カラーマーキング(黄色・緑色)が施されていた。
    


 DD51808   700611 日立   高崎一 → 87 高崎 → 010110廃車




DD51808

8305 東飯能-高麗川



 800番代の第二グループとして誕生した機関車で
放熱器撒水装置の装備により運転室内に容量
2000リットルの水タンクが設置され、運転室の屋根が
取り外し式に変更され後に800番代の標準仕様と
なった。


 DD51809   700617 日立   五稜郭 → 71高崎一 → 87 高崎 → 980329廃車




DD51809

8405 寄居-折原



 国鉄時代の高崎機関区所属機運用は、八高線を主に
横浜を経由して相模線の南橋本駅までの貨物輸送が
定期運用であった。


 DD51810   700626 日立   高崎一 → 87 高崎 → 980329廃車




DD51810

8505 毛呂-高麗川



 高崎機関区所属機のラジエター回転飾りは平丸板を
2個設置されていた。又佐倉機関区同様に通年
スノウプラウは装着でステップとの固定式であった。


 DD51811   700630 日立   高崎一 → 87 高崎 → 980329廃車




DD51811

8411 小宮



 八高線貨物輸送はセメント関連が多く、小宮駅の西側
にはセメントサイロがあって一日数便の鉄道輸送が
あった。


 DD51812   700702 日立   高崎一 → 87 高崎 → 010110廃車




DD51812

8601 東飯能-高麗川



 八高線での花形列車は1月から2月上旬の高尾臨で
この時ばかりは多くのファンが沿線に見られた。
HMも十年ほどは付けられなかったが、晩年には
再び付けられ更に多くファンが詰め掛けた。


 DD51813   700707 日立   高崎一 → 87 高崎 → 010110廃車




DD51813

84
02〜03 東飯能-高麗川



 高崎所属機は全て一般仕様機であった。


 DD51814   700710 日立   高崎一 → 870207廃車




DD51814

8
501 毛呂-高麗川



 高尾臨の運用は八王子駅から中央線の高尾駅まで
DD51が乗り入れを行なっていた。高崎所属の600番代
の全てと、800番代ではこの814号機がJRに継されず
廃車となった。


 DD51815   700622 三菱   高崎一 → 87高崎 → 980902廃車




DD51815

92
09〜10 小川-明覚



 八高線にはJT(ジョイフルトレイン)の乗り入れも比較的多く
特に高麗川駅折り返しの高崎方面が大半であった。
車両は高崎所属の「くつろぎ」「やすらぎ」が多かったが
両車両の廃車後には「浪漫」「いこい」「SET」「ゆとり」
などであった。


 DD51816   700421 三菱   鷲別 → 71稲沢一 → 85稲沢 → 95愛知 → 980203廃車




DD51816

920813 稲沢



 稲沢機関区は過去の歴史を感じさせる所が見られ
訪問しやすい機関区のひとつでもあった。
ここの所属機は一般仕様で少数はスノウプロウを
装着していた。


 DD51817   700428 三菱   鷲別 → 71稲沢一 → 85稲沢 → 95愛知 → 97吹田 → 980203廃車




DD51817

920813 四日市



 稲沢機関区所属機の特徴として、連結器左上の円筒形
部品は油壺で、連結器の継ぎ手ピンを給油する為に
改造されている。これは主に関西・中部の機関車に見ら
れ、恐らく鷹取工場で施工されたと思われる。
吹田・宮原所属機にも同様に見られる。


 DD51818   700509 三菱   五稜郭 → 71稲沢一 → 85稲沢 → 95愛知 → 97吹田 → 980203廃車




DD51818

940430 四日市



 一般的に貨物機は走行距離も多いので汚れが目立つが
この818号機は色褪せやハゲが相当進行していた。
今まで見た機関車の中でもワーストであった。


 DD51819   700519 三菱   鷲別 → 71稲沢一 → 85稲沢 → 95愛知 → 040227廃車




DD51819

910429 四日市



816〜821号機は落成後直ちに、北海道の機関区で
応援を兼ねた試験走行を行なっているが、1年以内には
稲沢機関区配置となり大半を稲沢で過ごした。
稲沢では71年にSLの無煙化が完了し、DD51を含む
DLの配置車両数は72年3月で71両であった。


 DD51820   700529 三菱   五稜郭 → 71稲沢一 → 85稲沢 → 95愛知 → 080331廃車




DD51820

010813 四日市



DD51によるお召列車は’68年DD51548(旭)が最初で
DD51555・DD51554(美)DD51624(鳥)DD51842(佐倉)
そしてこのDD51820(稲)が無事大役をこなしています。


 DD51821   700609 三菱   鷲別 → 71稲沢一 → 87名古屋 → 88美濃大田 → 010330廃車




DD51821

000814 美濃大田



機関区のある美濃大田には広いヤードがあって
保存目的なのか多くの車両が留置され国道から見られた。
機関区はその先にあり庫の中には、JR東海所属機である
機関車正面にはHMステイの取り付け板が目立っていた。


 DD51822   700724 日立   稲沢一 → 85稲沢 → 95愛知 → 11年度廃車




DD51822

920813 稲沢



新製配属より名称は変わったものの、同一の機関区で
一生を過ごした機関車もそれほど多くは無い。
この機関車が稲沢機関区配属時には、32両(’71年)の
DD51と過ごしていた。


 DD51823   700806 日立   稲沢一 → 85稲沢 → 95愛知 → 050627廃車




DD51823

920813 稲沢



稲沢機関区所属のDD51(’81年当時)は、北は美濃大田
東は熱田、南は亀山・柘植のエリヤで活躍していた。


 DD51825  700908 三菱   稲沢一 → 85稲沢 → 95愛知 




DD51825

050806 四日市



新製当時は一般仕様で落成された機関車であるが
後に汽笛カバーが取り付けられたようである。
800番代では最若番である。(’14年3月現在)






070906 四日市




’05年頃から見られるようになった、JR貨物更新色。
                   


 DD51826   700918 三菱   稲沢一 → 81佐倉 → 870207廃車




DD51826

840701 佐倉



佐倉機関区所属のDD51(’81年当時)は、北西は武蔵野
操車場、北東は北鹿島、西は越中島、南は蘇我のエリヤ
で活躍していた。


 DD51827   7010?? 三菱   吹田一 → 79高崎一 → 87高崎 → 010110廃車




DD51827

8403 東飯能-高麗川



新製後の短期配属(1年以内)の809号機を除くと
高崎機関区へ他区からの転属1号機であった827号機で
比較的遅くまで八高線での活躍が見られた。


 DD51828   701106  日立   吹田一 → 870209廃車




DD51828

880429 吹田




この時は電車で関西・山陰へ訪れた時に途中下車して
機関車の見える場所から写したのだが、多くのDD51が
保留中であった。


 DD51829   701109  日立   釜石 → 71吹田一 → 870209廃車




DD51829

880429 吹田




吹田機関区では16両のDD51を保有していたが、内
9両廃車・1両転属でJRへ継承されたのは6両であった。


 DD51830   701111  日立   盛岡 → 71吹田一 → 870209廃車




DD51830

880429 吹田




吹田機関区配置車両は一般仕様であった。


 DD51832   710112  日立   吹田一 → 84吹田 → 88稲沢 → 95愛知 → 11年度廃車




DD51832

940430 四日市




一般仕様ではあったがスノウプラウ付きの車両で、稲沢
(愛知)所属車では少なかった。


 DD51833   710121  日立   吹田一 → 84吹田 → 11門司




DD51833

110412 会津若松-広田




長らく吹田で活躍していたが遠く門司転属後に、
東北大震災により磐越西線による迂回救援列車の
活躍に加わった。


 DD51841   710226  三菱   吹田一 → 77岡山 → 80佐倉 → 85高崎一 →87高崎 → 970501廃車




DD51841

94
01-03 毛呂-高麗川




高崎機関区には国鉄末期には、佐倉機関区からの
車両が多く(8両)配属された。


 DD51842   710210  日立  佐倉 → 87高崎 




DD51842

8801 金子-東飯能



 八高線でのファンに対しては毎年のお年玉でもあった
高尾臨を牽引する842号機。当時は特に他の機関車と
同様な装備であった。






9404 小川-明覚



’73年の千葉国体開催時にお召し列車機関車で、
その後高崎機関区転属後もお召し列車の大役を
果たしている。842号機はこのイベント「さよならタブレット」
牽引を前にお召し仕様にドレスアップを図り、ランボートや
エキゾーストにはSUSの飾り板を装備し、デッキパイプも
SUSに変更された。
                   






980301 日本セメント



 842号機はヂーゼル機関車では、4度のお召し列車に
起用された光栄有る機関車である。高崎運転所には
895号機がお召し予備機としてドレスアップしているが
SUSからシルバー塗装とランク付けされている。
ファンは両機による重連走行を望んでいたものの
15両程度保有していた時代では両機の重連も実現は
少なかった。



 DD51847   720718  三菱   厚狭 → 99愛知




DD51847

070905 四日市




全検からあまり月日がたってないのか、とても美しい
状態であった。これでスノウプロウが付いてればと
思うが、一般仕様でも製作落成時は装着され機関区
配置後に必要に応じて脱着していたので、機関区に
お邪魔すると外されたスノウプラウがゴロゴロして
裏側にはペンキで機関車番号が記されていた。


 DD51850   720810  三菱   厚狭 → 00吹田 → 060330廃車




DD51850

900813 厚狭




厚狭機関区は駅のすぐ隣に設置され、主に美祢線では
セメントの原料(石灰岩)輸送と、山口線経由の山陰線
江津までの貨物輸送であった。


 DD51851   720822  三菱   厚狭 → 090331廃車




DD51851

900813 
美祢周辺?(場所不明)




厚狭機関区配置車両は一般仕様であった。


 DD51852   720829  三菱   厚狭 → 11門司 → 13愛知




DD51852

110412 翁島-猪苗代湖




厚狭より門司機関区転属後に遠方より、東北震災に
伴う迂回救援列車の活躍に加わった。


 DD51853   720906  三菱   厚狭 → 10門司 → 12愛知




DD51853

890502 江津




山口線内を重連運転の貨物列車は、山陰線益田駅
では重連解除して江津駅までの貨物輸送があった。
この駅では小さなヤードに三江線のDCと一緒に
のんびりと休む姿が見られた。


 DD51854  700913 三菱   厚狭 → 980203廃車 




DD51854

900814 江津



厚狭機関区配置車両は一般仕様であったが、スノウ
プロウ付きの機関車が多かった。これは山口線及び
山陰線を走る運用があるためと思われる。






900814 江津




854号機のキャビの横顔で、特徴的な「厚」文字と
メーカーズプレートの塗装レスで、四国配属のDE10にも
多く見受けられた。
                   

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