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  DL LIBRARY  DE11 


DE111〜65・1001〜1046・ 1901・2001〜2004 目次へ戻る


 DE111   680807 日車  新鶴見 → 85品川 → 870203廃車




DE111

8704 高崎



 DE11はDE10機関車を基本に操車場等の重入替え用に
特化したディーゼル機関車で、基本番代・1000番代・1900
番代・2000番代の合計116両が製作された。
当時高崎には保存を目的に代表的な車両が集められ
後に横川へ保存展示された車両もあったが、このDE11
ファーストナンバー機は惜しくも選考されず解体された。
    


 DE112   680813 日車  新鶴見 → 85品川 → 870203廃車




DE112

8509 品川



 DE11はDE10機関車と外観上での相異は少ないが、
両端のエプロン部位には1本のブレーキホースだけであった。
    


 DE113   680821 日車  新鶴見 → 85品川 → 870203廃車




DE113

870403 新鶴見



 DE11の基本番台(0番台)は65両製造され、61〜65号機
はA寒地仕様で他は一般仕様で誕生してる。
    


 DE114   680730 汽車  新鶴見 → 85品川 → 870203廃車




DE114

870403 新鶴見



 製造メーカは汽車会社で4号機ではあるが、DE11機関車の
トップバッターとして誕生した機関車である。
    


 DE115   680805 汽車  新鶴見 → 85品川 → 870203廃車




DE115

870403 新鶴見



 DE11の登場により大規模な操車場に集中配属され
96やD51機関車の置換えが進んだ。
    


 DE116   680812 汽車  新鶴見 → 85品川 → 870203廃車




DE116

870403 新鶴見



 DE11とDE10機関車での横顔相異はナンバープレートの位置で
DE11は白線上に備えられている、DE10の白線下と異なって
いる。しかしDE11にもDE10と同様な位置に取り付けられた
機関車も見られた。
    


 DE117   680820 汽車  新鶴見 → 85品川 → 870203廃車




DE117

870403 新鶴見



 DE11は車体や機器構成はDE10形500番代を基本としてるが
SGは非搭載で、軸重を14tにするために重量を調整してる。
また非重連であるためにジャンパー栓受けなどは装着されて
無い。
    


 DE118   680828 日車  新鶴見 → 85品川 → 870203廃車




DE118

8603 品川



 首都圏ではヤードの他に寝台旅客列車の入換えにも
多く活躍していた。
    


 DE1112   690206 日車  新鶴見 → 85品川 → 870203廃車




DE1112

860608 安善



 一般仕様で製作されておりスノウプラウも取り付けられてない。
    


 DE1113   690210 日車  水戸 → 45新鶴見 → 85品川 → 870203廃車




DE1113

870403 新鶴見



 87年当時は何処のヤードでも、余剰車両の機関車や
貨物車両が多数休車状態であった。
新鶴見でもDD13・DE10・DE11が30両程度見る事が
出来た。
    


 DE1133   690414 日車  稲沢一 → 85稲沢 → 870205廃車




DE1133

890812 稲沢



 DE11の配属機関区は使用目的から大規模なヤードであり
他の機関車(DE10・DD51)に比べ比較的転属が少なく
又配属機関区も限られていた。
    


 DE1134   690418 日車  稲沢一 → 85稲沢 → 870205廃車




DE1134

890812 稲沢



 稲沢の転車台から伸びた駐機線で、DE101000番代と
並ぶ34号機(右側)。
    


 DE1136   690430 日車  沼津 → 79高崎一 → 870203廃車




DE1136

850810 足尾



 高崎所属のDE11は遠出もする運用で、DE10と共用で
足尾線では補機(重連)も見られた。
    


 DE1139   690829 日車  大宮 → 84田端 → 85品川 → 870205廃車




DE1139

870403 新鶴見



 DE11の製造メーカは4社(日車・汽車・川車・川重)で
川重での製作数が最も多かった。
    


 DE1140   690902 日車  大宮 → 84田端 → 85品川 → 870205廃車




DE1140

8607 品川



 DE10と並ぶDE11で両機とも大宮機関区育ちで、フロント
デッキの中央部がチェーンから横棒に変更されこれが
大宮機関区所属機の特徴でもあった。またDE10とDE11の
相異も比較できる。
    


 DE1141   690909 日車  大宮 → 84品川 → 870205廃車




DE1141

831010 大宮



 大宮機関区でのDL配属では最後の年で、運用も少なく
兄弟の42号機と並ぶ、それにしても大宮の機関車は
何時も綺麗だった。
    


 DE1142   690912 日車  大宮 → 84品川 → 870205廃車




DE1142

8512 品川



 寝台特急の客車入換え中の42号機で、運転室入口の
ドア上には架線注意のシールが追加された。
    


 DE1143   690916 日車  大宮 → 81武蔵野 → 83大宮 → 84品川 → 870205廃車




DE1143

8401 大宮



 この当時、大宮付近では新幹線工事が行なわれていた。
    


 DE1144   690922 日車  大宮 → 78高崎一 → 62高崎 → 900507廃車




DE1144

8704 高崎



 高崎所属機の中では遅くまで活躍した機関車で
C58蒸気復活のお披露目時にオープンされ、HM付きで
展示された。 尚参考ではあるが最終走行距離は
625318KMとの事である。
    


 DE1151   700203 日車  高崎一 → 870203廃車




DE1151

8609 高崎



 高崎駅構内の中線に停車中の51号機で、最終走行距離
は625579KMとの事である。余談ではあるが本機の新製
配置と廃車日は偶然にも同一日であった。
    


 DE1152   700206 日車  高崎一 → 84818廃車




DE1152

8106〜07 足尾



 DE11機関車の中では唯一、事故による廃車車両で
走行距離は547303KMであった。
    


 DE1153   700212 日車  高崎一 → 87高崎 →890208廃車




DE1153

870117 足尾



 高崎配属機のDE10・DE11は一般仕様であったが
ヤードの入換えの他に足尾線乗入もあってか
熱線入りデフロスター付きが多かった。
走行距離は679423KMであった。
    


 DE1154   700219 日車  高崎一 → 83新鶴見 → 85品川 → 870203廃車




DE1154

8512 品川



 品川にてブルトレの入換え中のDE11。
    DE11機関車の国鉄・JR時代から臨海鉄道会社へ
譲渡された車両は4台である。


 DE1155   700225 日車  高崎一 → 890208廃車




DE1155

8903〜04 高崎



 高崎所属機は入換え以外に足汚線の貨物運用も有り
運転室側面にはタブレットキャッチャーの撤去跡や保護板が
付けられている。


 DE1156   700305 日車  高崎一 → 84品川 → 870203廃車




DE1156

8312 高崎



 ラジエター回転飾りの形状は高崎機関区オリジナルである。


 DE111014   700908 川重  稲沢一 → 85稲沢 → 870205廃車




DE111014

880502 稲沢



 DE11の1000番代は46両製造され、1001〜46号機が
誕生し1002〜8号機はA寒地仕様で、他は一般仕様である。
1000番代はDE10同様に搭載エンジンの出力がアップされ
外観ではエプロン部中央の手すりの湾曲や、砂箱容量の
増大している。
左端が1000番代で中央が0番台で中央部手すり形状が
異なっている。


 DE111019   710323 汽車  新鶴見 → 83武蔵野 → 84田端 → 85品川 → 870203廃車




DE111019

8509 品川



 汽車製造でのDE11最終製造機で累計は10両と少なかった。


 DE111028   730605 日車  大宮 → 81武蔵野 → 84田端 → 870203廃車




DE111028

8401 田端



 ステップ部位の黄色塗装は武蔵野機関区時代の名残である。


 DE111029  730609 日車  大宮 → 76武蔵野 → 84田端 → 90宇都宮 → 12年廃車後JR貨物へ売却(12年5月) 




DE111029

891022 品川



 新製配置は大宮で、DE11だけでも14両が活躍し当時は
「西の吹田・東の大宮」と言われ大操作場で運用された。






040328 田端



1028〜31号機はDE11としては特殊で、運転室のナンバーが
DE10と同様な位置に設定されている。
この4両は全て日車製で’73年製作車である。
                   



 DE111030   730928 日車  大宮 → 75武蔵野 → 84田端 → 870203廃車




DE111030

860405 武蔵野



 武蔵野機関区は武蔵野線開通後約1年半の’74年に
操車場の完成と共に設立した。配置機関車はDE11及び
DE10で10両程度が配置されてた。
この1030号機は入換機関車自動制御装置開発試験車
として活躍した。


 DE111031   730929 日車  大宮 → 75武蔵野 → 84田端 → 90宇都宮




DE111031

961229 田端



 入換機関車自動制御装置を搭載した機関車は、地上局
からの無線指令を利用して、自動運転するものであった。
車両には無線自動操作装置搭載に伴い、運転整備重量
は75tと他のDE11(70t)と比べ重量増加した。


 DE111032   730907 川重  大宮 → 75武蔵野 → 84田端 → 90宇都宮




DE111032

841028 田端



 1032号機よりラジエターカバーが三分割となりメンテ作業時の
扱い向上が図られた。
83・84年頃は新幹線の橋脚工事や車両基地建設に
伴い、田端のヤードは大きく変貌し始めた。


 DE111033   730914 川重  大宮 → 75武蔵野 → 84田端 → 90宇都宮 → 901226廃車




DE111033

8509 田端



 DE11の燃料タンク容量はDE10と同一で、二つのタンク
合計で2580Lである。


 DE111034   730919 川重  大宮 → 75武蔵野 → 84田端 → 90宇都宮




DE111034

8710 尾久



 首都圏北部の寝台列車基地である尾久にて、客車入換
作業中のDE11。


 DE111035   730927 川重  大宮 → 75武蔵野 → 84田端 → 90宇都宮 → 041015廃車




DE111035

870403 尾久



 武蔵野機関区時代には無線自動操作装置搭載車両で
該当機関車は4両(1030・1031・1035・1045)であった。
宇都宮所属後にはJR大宮工場での入替機として
連結器を双頭連結器に交換し又専用スピーカーも設置
された。


 DE111041   741025 川重  厚狭 → 86田端 → 90宇都宮




DE111041

961229 尾久



DE11機のブロックナンバー化は1036号機から採用された。


 DE111043   741107 川重  厚狭 → 87田端 → 90宇都宮




DE111043

881112 田端



JRに引き継がれたDE11は116両であったが、その後
は更に減少して2000年には14両となり全て関東地方で
活躍している。


 DE111045  741115 川重  武蔵野 → 84田端 → 90宇都宮 → 100630廃車 → JR貨物へ譲渡 




DE111045

960819 田端



 田端・尾久で活躍しているDE11は宇都宮所属機であり
多くのDL(DE10・DE11)が構内で見られた。定期的に
宇都宮運転所への回送も見られた。






960819 田端



DE11の特徴は運転室のナンバーが白線上に設定され
DE10と異なっていた。区名札の隣には「回送車票」が
準備され田端より宇都宮へと記載されている。
                   


 DE111046   7507   川重  武蔵野 → 84田端 → 90宇都宮 → 041222廃車




DE111046

860405 武蔵野



1000番代の最終号車で、最新鋭技術を誇る武蔵野操車場
へ新製配置された。機関車後方の建物は機関庫で、広大な
敷地を有していた跡地はショッピングセンター等に大きく変貌した。


 DE111901   750820 日車  稲沢一 → 85稲沢 → 87田端 → 90宇都宮 → 001106廃車→ 01高崎運輸譲渡




DE111901

020812 倉賀野



1900番代機関車は防音形試作車で、騒音低減目的に
製作された。遮音を図るため、吸音材や台枠カバー、
排気口への消音器の取付け等が施されている。
また運転室には冷房装置を設置し、入換機関車
自動制御装置も搭載された。


 DE112001  790903 日車  新鶴見 → 85品川 → 98川崎 → 01新鶴見 




DE112001

871229 茅ヶ崎



 DE11の2000番代は4両製造され、2001〜4号機が誕生した。
試作機1901号機の成果をもとに、よりいっそうの騒音低減を
図るため放熱気器の大型化(冷却装置からの騒音減少)や
車体下部にはスカートの装備(走行音対策)を行なった。






120627 八王子



DE11のJR貨物更新色で、’13年現在では全ての2000
番代は更新色となっている。
                   



 DE112002   790919 日車  新鶴見 → 85品川 → 98川崎 → 01新鶴見




DE112002

8303-04 茅ヶ崎



国鉄時代は茅ヶ崎に常駐し東海道線沿線を主に運用
していた。車輪のサイドにある鉄板が走行音対策の
防音カバーで、電動にて上下する構造となっている。


 DE112003   790831 川重  新鶴見 → 85品川 → 98川崎 → 01新鶴見




DE112003

8607 品川



2000番代の車両は従来車と一変し、全長が2500mm
延長され16.65Mとなり運転室も中央よりとなった。
手前は2エンド側で放熱器の大型化により、グリルカバーが
目立つようになった。


 DE112004   790914 川重  新鶴見 → 85品川 → 98川崎 → 01新鶴見




DE112004

8512 茅ヶ崎



DE11の最終号車で、2000番代は全て冷房装置が備えられ
キャブの屋根上に見られる。やはりこの機関車は車体の
下部を覆っており、車輪が見られず連結器の下側まで延びた
エプロン部と特徴のある機関車で、現在でも活躍しており
走行エンジン音は独特でもあります。

      
       DE15 TOP

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