このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

ロコモデルNO9 特製車両価格表 昭和51年

今は商売をやめてしまったロコモデル
ロコモデルの思い出はつきません。
昭和40年代後半、地方都市の模型店でも数多くのロコモデルの特製車輌が陳列されていました。ロコモデルのもっとも得意とする旧型国電のモデルの数々。そこには純白の独特な字体で書かれたレタリングが車輌を引き締めていました。
TMSの広告を見て、ロコモデルの車輌群がペーパー製だと知ったときの驚き。
大量生産の車輌では味わえない、手作りの魅力がいっぱいあふれていました。
手書きで一枚一枚書かれた年賀用のような趣でした。
私の所有するロコモデルの車輌は クモハ40 だけですが、今考えるともっと揃えておけばよかったと思うこのごろです。
ここに、29年前に上質紙で印刷されたロコモデルの価格表があります。それでは気になるページをいくつかご覧に入れます。
▲表紙です。イラストで描かれた電車の顔はそのままペーパーキットの設計図です。ロコモデルは近代車輌より、シルやヘッダーのついた旧型車輌の方が彫りの深さが的確に表現されて人気がありました。右下には
『(ノンスチール車両)
ロコモデルの特製車両は実感ディテール共に自信を持っておすすめ致します。ペーパーでないペーパーといえる強度が当店の車両です。一度手にしたら良さが解ります。』

とあって、この文章を読んだだけで、もう買う気になっていました。


▲表紙の裏です。画像をクリックしていただけると、解説文がお読みになれます。
車両のデティールの項に『屋根には、特殊加工により、キャンバス屋根と同じ実感を持つものを張り包んでありますので、この点をご注目ください。』とあります。
それから20年が経過して貼り包んだ正体がトイレットペーパーだとRM誌を読んで判明したとき、いかにも手作りのロコモデルらしい演出だと思いました。


▲本文の1ページ目、2ページ目には私の好きな、旧型客車がラインナップされています。全部で97種類。完成車が一両6,000円前後今なら全形式コレクションしたい気持ちです。



▲軽量客車もラインナップされています。マイナーなオロハネ10やスナックカーオシ16も製品化されています。


▲展望車だけでも6種類を発売。国鉄の代表的な展望車はこれで全部カバーされてしまいます。


▲最後のページにはカタログにない車両も注文を受ける旨の但し書きがあります。自分の住んでいる町の私鉄も見つけて、特注したい気持ちになりました。洋服で言うならオーダーメイドということになりますね。
しかし注文販売の場合、郵送に60日間を加えるとは。当時の郵便事情が解りますが、山間僻地でもいくらなんでも配達日数が60日はかからなかったでしょうがね。


▲裏表紙です。ロコモデルの案内地図に注目。この地図を書いた人は、あの独特なレタリングを描いていた人と同一人物だと推測されます。なぜかというと字体がそっくりですから。ロコモデルの車両をご存じの方そう思いませんか。

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