このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください |
場末の古い模型屋で売れ残っていたのを1900円で購入しました。このころ、鉄道模型は高価であったため、初心者や子どもがすぐに買えるように、自由形EB電機、ED電機が比較的安価に売られていました。カツミ製の自由形電機は車種も多く、EB58が一番ポピュラーでした。その自由形電機のエンドウバージョンがEB45です。 箱形車体にデッキつきというスタイルが気に入り、購入しました。ボディーは、黒で下に黄色の帯が入っています。EH10を意識したペイントなのでしょう。価格を下げるため、車体は真鍮ではなく、ブリキで造られています。三十数年たった今、細かなさびが全身に浮いてしまいました。パンタのスプリングもはずれ、異様にパンタが上がったいでたちです。 下回りは、真鍮製で、台車とデッキが一体になった造りで、頑丈にできています。B形電機とは言え、全軸駆動でパワーがあります。20メートル客車10両を牽いても、楽々勾配を駆け上がります。ヘッドライトには豆球(米粒球と呼ばれていた)が埋め込まれ、ライトをピカッと光らせて出発して行く様は、自由形電機とは言え、Nゲージにはない迫力があります。 | |
▲機械室のコルゲートがアクセント | ▲スプリングがこわれ異常に高いパンタ |
▲ベンチレーターは勝手に後付け | ▲全軸駆動でB形とは思えぬ牽引力 |
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