このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

ED66 遠藤商店 昭和47年製品
ED級自由形電機としては、カツミのED58とEF61を模したED100が有名でした。その陰に隠れて目立たない存在だったのが、エンドウのED66です。弟分として、EB66も発売されていました。
プロトタイプのEF66は、今でこそブルトレ牽引機として押しも押されぬ存在ですが、当時は貨物専用機関車で、人気はスマートなボディーに似合わず、EF65、EF58に続いて、三番手扱いでした。
私としてはカツミやつぼみのEF65や天賞堂のEF58がほしかったけれど、とても小遣いでは手が出ない。そこでまあ自由形ED電機でがまんするか、ということになりました。
ED58は当時すでにスタイルが古くさく、ED100は箱形スタイルがよかったけれど、全面のクリーム色の表現が、シール貼りだったため気に入らず、候補に挙がったのが、
ED66でした。この二両の価格より少し値が張るけれど、小遣いをはたいて買いました。3900円でした。
本機を見てみます。弟分のEB66のような寸足らずなところはなく、なかなかスマートな車体です。
ディテールも充実しています。ナンバープレートは立派な物が貼られていますし、前面のステンレスの飾り帯、屋根上の避雷器、高電圧線など別パーツで構成されています。
前照灯も点灯しますが、電球一つをライトボックスに照らし、それが半透明なプラレンズを通して光る仕組みで、あまり明るくありません。走行音はシャーと思ったより静かで、天賞堂の電気機関車のようです。モーターは一つ搭載していますが、2コモーターに改造できる構造になっています。
▲クリーム色のラインがシャープ▲EF66と寸分違わぬマスク
▲屋根上機器はなかなかにぎやか▲モーターは二個搭載が可能

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