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05年9月

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118. 9/28 ○わだらんの琵琶湖線雑記帳▽  割り込みはしないように

117. 9/26 ○わだらんの琵琶湖線雑記帳▽  椅子取りゲームは5秒で決着

116. 9/22 ○わだらんの琵琶湖線雑記帳▽  ちょっと贅沢、かなり場違い

115. 9/21 ○わだらんの琵琶湖線雑記帳▽  思わぬ前面展望

114. 9/15 ○わだらんの琵琶湖線雑記帳▽  客室外は立入禁止

113. 9/13 ○わだらんの琵琶湖線雑記帳▽  運転再開

112. 9/7 ○わだらんの琵琶湖線雑記帳▽  台風の季節

111. 9/5 ○わだらんの琵琶湖線雑記帳▽  並ぶ位置で運命が変わる?

110. 9/2 ○わだらんの琵琶湖線雑記帳▽  地震雷火事親父

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○わだらんの琵琶湖線雑記帳▽  割り込みはしないように

 

9/28

野洲図書館に借りていた本を返さねばならないので、きょうは思い切って仕事を片づけ、3496M狙い。

この17:30の3496M、比較的遅れやすい列車で、その原因と思われるのが、直前を走る4Dはまかぜなのだが、今日は9/10番乗り場へ上がっても、10番にはまかぜの姿がない。

やがて9番には定刻の3496Mが到着。はまかぜの前を走っていたのか。

 

どうせ座れまいと最前部扉の列から少し離れて列車を待つ。

ところが、3496Mは思った以上に大阪で降車があり、かつ2列の乗車列が2列ともドアの右側に並んでしまい、ドア左側からの乗車がわだらんを含め3名。

車内にはいると余裕で着席できる。

が、やはり並んだ方たちにここは座ってもらうのがスジである。

わだらんは座らず、前を見る位置に立つ。結構律儀である、と自己満足。

結局高槻でわだらんは逆向きながら座り、さらに京都で前向き2列位置に着席。

今日の3496Mは全体に空いているなぁ。

 

京都18時ではもうすっかり暗くなっている。

朝晩はひんやりするようになった。季節の移りははやいなぁ。

 

余談だが、野洲図書館は平日20時まで開いている。

なかなか使い勝手が良く、わだらんのHP作成の元ネタとしていろいろと活用させてもらっている。

図書館へ向かう途中、野洲派出の横を走る。

まわりが出庫して取り残された201系がひっそり休んでいた。

 

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○わだらんの琵琶湖線雑記帳▽  椅子取りゲームは5秒で決着

 

9/26

ちょっと帰りが遅くなってしまい、大阪駅御堂筋口を抜けたのが22:28。

22:40の3542M狙い。8両であまり着席率は良くない。

といいながらも幸いに先頭扉の左側2番目の整列位置確保ができたので、一安心。

ここなら着席は間違いなかろう。

向かいには223系12両の844Tが入線。この列車は高槻以東がらがらになる。

大阪駅ではさらっと座席が埋まって立ち席ぱらぱら。12両快速はまぁそんなものだ。

 

新快速が入ってきた。大阪での降車は多く、階段の位置の関係もあり、8両では最前扉からの降車もなかなか途切れない。

12両の場合は、最前部は階段から遠く、降車は少ないのだが。

それでも降車の流れが一息つくと、車内に突入、椅子取りゲームである。

ところが、今日は先頭にいた方があまり車内の中へ入っていかない。

先頭が入っていってくれないと列が詰まってしまい、椅子取りどころでなくなる。

案の定、中央の扉からも人が流れてきて、座席が埋まりだした。

こうなると、目の前、後ろ向きでも座席を確保しないとまずい。

前向き座席などと欲を出すと、かえって座れないケースが多い。

 

で、なんとか後ろ向きではあるが座席確保。結局着席は5人くらいだろうか?

しかし列の後ろにつくと、前の方がどんなタイプかわからない。

先頭切って座席確保してくれるタイプなら助かるが。

 

快速と違って新快速はこの時間でも立ち席多数。

しかもこの列車は8両でなおさらである。

それでも京都で多数降り、乗車があったもののやがて山科、石山と減っていき、草津ではもう立ち席がほとんどいなくなった。

こうしてみんながそれぞれの家に散っていく...

 

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○わだらんの琵琶湖線雑記帳▽  ちょっと贅沢、かなり場違い

 

9/22

9/21の晩である。大阪駅御堂筋口へ向けて歩いていると、上下に長いリュックを背負った背の高いお姉さまが前を歩いている。

まるでわだらんの欧州旅行スタイル、でも五竜岳とかいくつかバッチを付けている。

そうか、山歩きだな、と考えたとたん、ふと思い立った。

現在時刻21:08、もともと3532Mに乗ろうと思っていたところだ。

ただ、この21:15の3532M、野洲行きだが8両で座れない列車。

そう、今日はたしか夜行ちくまのある日だ、これに乗ろう、と作戦変更。

 

御堂筋口の本屋でちょっと時間をつぶして、838Tで新大阪へ。

ちくまは京都・大津・米原の停車なので、野洲までの場合大津下車。

ところが大阪−大津はわずかに50kmを越える。新大阪−大津なら530円。

せこい話だが、そんな計算をするのも趣味の世界である。

びわこエクスプレスは比較的よく乗っていた。明日から休みの関係か、

どことなく乗客もくつろいで見える。が、旅行客姿はなし。

 

さて、ちくまが新大阪にはいってきた。

ちなみに11番にはくろしお和歌山行きがいて、偶然にも381系がホームの両側を埋めることになった。くろしおも自由席はそれなりに混んでいる。

6両ちくまはG車+指定席3両で、自由席は2両。かつ1両は喫煙車で、わだらんの選択肢は5号車の1両分のみ。

かろうじて2席のところを確保したものの、結構埋まっていて、グループでは新たに場所を確保することができない。

しかし、みんな大荷物である。女性のグループも多かったが、みんな大きいリュックだ。

わだらんのような仕事帰りの帰宅の人間は他にいない。

わざわざちくまに乗る通勤者はいないだろう。

車掌が回ってきたので、急行券の車内補充券を発行してもらう。

他の乗客はみんな乗車券・急行券を持っていて、検札はスムーズ。

わだらんの前の座席の4人グループは広島からの豊科往復、

後ろの個人客は大阪から松本まで。前後とも女性だった。

 

京都でも乗車があって、ざっと6割の座席は埋まった。

夜行であることを考えると、かなりの乗車率である。

山科の外側を一気に通過、これはなかなか味わえない、うれしい体験である。

大津で下車。案の定、下車はわだらん一人。

 

381系はどうも走りがふわふわして、485系に比べるとちょっと落ち着かない。

それでもさすが特急車。車内は静かで長距離列車の雰囲気十分。

旅行気分になったちょっとの贅沢であった。

 

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○わだらんの琵琶湖線雑記帳▽  思わぬ前面展望

 

9/21

大阪駅御堂筋口に駆け込んだのが20:14。3524Mになんとか間に合った。

もちろん最後尾に行く余裕などなく、最初から京都まで立ち席覚悟で先頭車へ。

ところが、入ってきた3524Mの12号車は思った以上に大阪での降車があり、

先頭扉の列はなんなく着席していく。

座るつもりもなく、中途半端に列にいなかったわだらんも、一番先頭の座席、

後ろ向きながら座れてしまった。これは予想外の展開。

座ってしまえばもうこちらのもの。

後ろ向きだろうが、4人でボックス状態だろうが、そんなことはお構いなし。

淀川橋梁を知らないのだから大したものだ。

 

ところが、4人がけの通路側の悲しい定めで、高槻で起こされてしまった。

窓側の着席者が降車するので起こされてしまったのである。

ボックスから2人も降りたので、前向きに座り直し。

ただ、今度はこの騒ぎで目が覚めてしまい、寝られなくなってしまった。

 

が、前向きに座ると、ブラインドのない助手席側から前が見えている。

幸いにもドアに寄りかかっている立ち客がいるだけで、前を見るに支障はなく、

まわりは真っ暗なものの、信号点呼をするには絶好のポジションになった。

京都の乗降も大きなことにならず、車内は落ち着いたまま、

淡々と列車は進んでいく。

結局高槻から野洲までずっと前を見ながらの帰宅になった。

列車は順調に走り、もちろん京都や草津の場内で停止させられることもなく、

当たり前のように野洲に定時の到着であった。

 

前に列車が詰まっているとか、くるくるぱーの踏切支障があるとか、

不謹慎ながらそんなことがあったらそれもおもしろいか、

などと思っては見るものの、何事もなかった。

まぁ、くだらないことを期待するのもよくない。

何事もない、平穏で定刻の運転こそが、最大の輸送サービスなのだ。

きょうも一日、お疲れさま。

 

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○わだらんの琵琶湖線雑記帳▽  客室外は立入禁止

 

9/15

鉄道営業法に、以下のような条文がある。

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第三十三条 旅客左ノ所為ヲ為シタルトキハ三十円以下ノ罰金又ハ科料ニ処ス

 一 列車運転中乗降シタルトキ

 二 列車運転中車両ノ側面ニ在ル車扉ヲ開キタルトキ

 三 列車中旅客乗用ニ供セサル箇所ニ乗リタルトキ

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旅客は、乗用スペース以外のところに乗った場合、30円以下の罰金を取られることもある、ということだ。

 

しかし、不思議なこともあるものだ。

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13日午後11時50分ごろ、兵庫県尼崎市のJR東海道線尼崎駅で、

網干発野洲行き快速電車を降りた客が、車両の連結部の外側に女性が

いると駅員に伝えた。JR西日本は、大阪駅に到着した快速電車を止めて

確認、線路に倒れている女性を見つけた。JR西や大阪府警曽根崎署に

よると、神戸市西区に住むアルバイトの女性(21)で手に軽いけが。

酒に酔っており「明石駅で切符を買ってからの記憶がない。大阪で

起こされて初めて気が付いた」と話している。女性は兵庫県明石市内で

仕事をした後、同日夕から同僚らと飲食。自宅に帰るつもりだったという。

明石駅から大阪駅までは約52キロあるが、女性がどこから連結部の

外側にいたかは不明。快速電車は同区間を51−53分で走り、

最高時速は120キロに達するという。(共同通信)

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いやいや、こんなことはそう簡単にできることではない。

酔っぱらって記憶をなくすのは結構だが、まぁよく無事で、と思う。

本当に事故にならなくてよかった。

 

わだらんは今日の晩、ちょっと寄り合いがあって、かなり飲んでしまった。

それでも電車に乗るまではしっかりしていて、ちゃんと3532Mに乗った。

もっとも座ってからは意識がないが...

 

ただ、本人が気づかずとも、酔ってふらふらし、ホームに転落するやもしれぬ。

事故のないように、気を付けよう。

 

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○わだらんの琵琶湖線雑記帳▽  運転再開

 

9/13

個人的な話で恐縮なのだが、私の父が三途の川を渡りたいと言って出かけてしまった。

どんな川か私も見たかったのだが、さすがに無理だった。

煩悩の多い身ではだめなのだろうか?

 

浄土宗などの極楽浄土は光り輝いているので、仏壇も金を多用した明るいもの、一方禅宗は質素を良しとして、装飾なしの黒の仏壇を使うのだそうだ。

いずれにせよ、死後の世界が明るく楽しいものであってほしいと思う。

 

9/8以来、久しぶりに柘植から草津線113系で電車に乗った。

たった1週間に満たない期間なのだが、なぜかやたら久しぶりのような気がした。

しばらく通勤にも電車利用にも縁のないところに隔離されていたので、草津線あたりがリハビリにはちょうどいいのかもしれない。

石部ですれ違った5384Mは草津にも近く、4両編成で立ち客多数なのだが、夜の下りはまったりとしていて、ボックスに足を伸ばしてのんびりゆったり。

夜、暗くなりまわりが静かになると、空いた電車はますます静まり返る。

何か草津線特有の短尺レールの響きが、何か無の境地に思えてきたりする。

 

それでも草津のホームに降り立つと、もうそんな心の余裕はなく、混雑した8両新快速に否応なしに放り込まれる。

いやいや、また明日からいつもの生活。

 

というわけで、またこれから琵琶湖線雑記帳、再開です。

これからもどうぞよろしくお願いします。

 

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○わだらんの琵琶湖線雑記帳▽  台風の季節

 

9/7

台風14号がやってきた。幸いにも関西では大きな被害もなく、関西線など一部を除いて列車の運転にも影響がなかった。

とはいえ、九州四国は大変な被害で、多くの方が亡くなられたり、家を流されたりしている。お見舞い申し上げます。

 

さて、昔、今ほど気象予報が発達していなかった頃は、台風でいろいろな被害があった。

列車事故で台風に絡むものといえば、瀬田川橋梁の脱線事故が一番大きいと思われる。

今なら運転見合わせになるような気象条件であるが当時はそこまできちんとした観測ができなかったのだろう。

事故の詳細は私のHPにあるので、参照していただければありがたい。

 

驚くのは、この事故で、わざわざ現在の瀬田駅の西に駅を作り、瀬田川を挟んで列車が折り返し運転を行い、その間を徒歩連絡していた、という芸当である。

この仮駅がいつからいつまでなのか、ちょっと資料の持ち合わせがないが、瀬田の唐橋を東京−大阪間の鉄道利用客が徒歩で渡っていた、というのも

なんとなくおもしろいモノである。

もちろん、その当時におもしろいなどとは不謹慎だが。

昔は列車というのは走らせるのが当たり前、運休は恥、の雰囲気だった。

もちろん鉄道の依存度が現在よりはるかに高く、社会的影響もうんと大きかったし。

ちょっとでも列車を走らすためにわざわざ仮駅を作った、というのは逆にそこまでの熱意をうらやましく思える。

 

でもやはり事故がないに越したことはないし、鉄道の利用者が災害に巻き込まれるのはあってはならないこと、だと思う。

そう考えると、いまの運転見合わせ、ちょっと大げさな気はするが、やむを得ないのかもしれない。

 

不思議なモノで、台風が来る、というと帰宅ラッシュが早くなる。

このところいつも台風が夕方から夜にかけて接近のパターンが多いので、たまには朝やってくる台風があれば、

出勤に正々堂々と寝坊できるのだがなぁ..

 

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○わだらんの琵琶湖線雑記帳▽  並ぶ位置で運命が変わる?

 

9/5

ラッシュが一段落して、大阪駅22時過ぎの9/10ホームは閑散とした静かな時間になった。

18時台や19時台は、15分前の新快速がホームにいる時点で次の新快速を待つ人が早くも列を作るのだが、さすがに22:20の3540Mが出たあとに列を作っている人はいない。

それでも不思議なもので、どこからともなく人が集まり、隣を22:34の快速844Tが出ることにはいつの間にか列が延びている。

 

よく関西人は整列乗車をしない、などと揶揄されるが、少なくともラッシュ時の新快速の乗車を見る限り、ある程度までの整列乗車の秩序は保たれているようだ。

もっとも、平日昼間とか休日は必ずしも秩序がある、とも思えないが。

わだらんの観察によると、車両後部の降車客が後部ドアから降りるより、その一つ前のドアから降りる方が多い。

つまり最後尾1号車の場合、一番後ろのドアより、中央のドアを利用する降車客が多い、ということになる。

つまり、後部ドアの方が降車客が少ない分だけ早く車内に入ることができる。

 

今日の3542Mの最後尾ドアは降車客0であった。

よって、ドアが開いたとたんに先頭にいたわだらんはすぐに車内に入り、開いている窓側座席を容易に確保。

もちろん列の後ろの乗客も次々座席を確保し、中央ドアに並んでいた人間はほんの数名しか座席を確保できず。

これも毎日乗っている、ちょっとした知恵であると思う。

そんなわけで、座ったとたんに熟睡。

3540Mは米原行き。

乗り過ごす心配をするより20分待って野洲行きに乗る、先頭にいればまず座れる、これがわだらんの知恵なのです。

 

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○わだらんの琵琶湖線雑記帳▽  地震雷火事親父

 

9/2

昨日は全国的に防災の日。

9月1日が防災の日になったきっかけの関東大震災では、列車が崖崩れで海に落ちて多数の死者が出ている。

高知の土讃線では豪雨の土砂崩れに列車が巻き込まれた例もある。

列車に乗っているから自然災害に無縁、というわけではない。

 

幸いにも琵琶湖線内には、少なくとも豪雨で土砂崩れの起きそうな急傾斜地はあまりないし、もとより85m以上の標高があり、高潮や津波の心配はない。

かつては琵琶湖の水があふれることがたびたびあったが、今は瀬田の洗堰も強化され大騒ぎすることはないだろうと思われる。

とはいっても、琵琶湖の西岸には活断層があるので、問題がないわけではない。

 

わだらんも野洲−大阪を毎日電車に乗っている。

74kmあり、いざ何かあっても歩いて帰宅できる距離ではない。

石山まではもし他線が動けば代替手段はあるが、石山から歩くのもかなりの根性がいる。

 

とかなんとか難しいことを考えている間にも新快速3532Mの1号車は高槻で大量降車。無事に着席。そして熟睡。

ありがたいことである。

そう、いつ来るかわからない災害に備えるのは大事だが、とりあえず野洲でそのまま寝込んで折り返す方々には、目の前に展開する下り方向の風景はどう写るのだろう?

 

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