このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

2006年 新田原基地航空祭
『エピローグ

2006年12月3日。

いやぁ・・・、本年も無事にこの日を迎えました。前回から1年間首を長くして待っていました。そうです。“
こーくーさい”なのです。

これまでは仕事の合間に空を見上げれば、轟音を立てて飛んでいく新田原基地の所属機を見ることができた。だが、4月の定期異動で都城に家移りしてから、よっぽどの機会でも無いとその様なこともなくなってしまったのだ。

1997年から毎年のように来ている航空祭であるが、本年、同イベントに大きな変化が訪れた。従来、滑走路南側に設けられていた駐車場が廃止となったのである。沖縄の米軍基地負担軽減と世界的な米軍再編に伴う一部訓練機能の移転が背後にあるのか、単に航空祭が終わった後も帰投機を撮影しようとなかなか帰ろうとしない飛行機趣味人対策なのか・・・。よく分からないが、終日順光で気持ちよく撮影できただけに残念。

それに関連して、基地内への駐車は葉書による抽選制となっている。

抽選に漏れた人は基地周辺に設けられた駐車場もしくは、(JR利用者は)JR日向新富駅から有料シャトルバスで会場を目指すほか無く、ちょっとげんなりなシステム。今年は見事抽選を引き当てたので、無事に基地内に入ることができたが、来年はどうしたものだろうか。当たれば問題ないが、はずれた時は前の晩から・・・。

ちゅー訳でして、家を出てから何より重要な当選葉書を忘れたことに気付いて引き返す・・・等のトラブルがあったのだが、午前8:00には無事に基地正門をくぐった。案内に従い、B駐車場に駐車。

滑走路際に貼られたロープにしがみついた途端に、目の前をオープニングフライトのために飛行教導隊の
F−15DJがタキシング。基地所属部隊による編隊飛行によって2006年の新田原基地航空祭は開幕したのであった。
ちょっと時間もあったので、トイレがてら地上展示機を見て回ることにする。

エアロック ”。

今年は派手な展示飛行は無かったが、ブースにはグッズを買い求める人の行列ができる。

その前に置かれていたピッツ。
米海兵隊の岩国基地からは所属するF/A-18Dが2機、AV-8Bがゲスト参加。

いつものように人だかりができていて、撮影するのに一苦労だった。

あと1時間早く出てくればゆっくりと撮影ができたのでしょうね。
築城基地所属のF-2B。見慣れているF-4EJ改などからするとやっぱりスマートな機体です。

この青系の色を組み合わせた新迷彩塗色であるが、撮影時に露出補正が何とも悩ましい。

帰投する姿を撮影したのは良いが、真っ黒につぶれてしまって参った。
U-4他用途支援機。

普段は人員とか小型物資の輸送、訓練支援等に使用されると言うことですが、ベースはビジネスジェットのガルフストリームⅣ。

こうしてケツから見上げると、結構翼が大きいものだ。
地上展示の対空機関砲VADS1改

列に並びさえすればリモコン操作をさせてもらえそうだったのだが、ならんでいたのは小さい子供ばっかりであったので断念。航空祭の飛行展示のメニューにもある対地攻撃で「ブォーーーン・・・。」と大音響を立てるこの機関砲だが、発射速度は毎分3,000発。

下は使用される20mm弾。

この他、地上展示機としては基地所属部隊の各機の他、YS-11C、CH-47J、C-1、U-125(空自機)、P-3C、SH-60J(海自機)、UH-1H、OH-6D(陸自機)といったものがありました。
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『地上展示機編』
(06.12.07)

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