このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

【飛行展示編】
さて、こうして会場を回っている間にも新田原基地に所属する飛行隊による飛行展示が繰り広げられるのでありますが、頭上を爆音が突き抜けていく度に空を見上げレンズの大砲を構えるのですね。

歩きながらの撮影ですから、普段無い腕を助長してしまっただけですが、いくつか紹介いたします。
飛行教導隊のF-15DJ

昨年はきちんと展示飛行を撮影することが出来なかったので中途半端ながら上のショットを得た時はうれしかったですね。

それにしても、迷彩。効果ありますね。Photoshopでちょっとコントラストをあげていますが、元画像はもっと空にとけ込む様な感じに写っています。
対地攻撃の後、ベーパーを発生させながら上昇していくF-4EJ改。「別の飛行機を見に行こう!!」とせがむ長男を無視しつつ、会場に対空機関砲の「ブロォォォォ・・・・ン」という発砲音が響き渡る度に足を止めて撮影しましたよ。

同機と所属する301SQが現在の新田原基地の顔ですが、前項のRF-4でも触れましたとおり現在は次期要撃戦闘機の選定作業中。出来ればラプたんに来ていただきたいところなのですが、雲行きは非常に怪しいようです。

欧米の最新機種が名前としてあがっていますが、運用を考えるとF-15とは別の機種が望ましいのですよね。アメリカ本土でのF-15の墜落事故、三菱でのF-2の離陸事故の影響で一時期飛行可能な機種がF-4に限られた事が記憶に新しいです。

最近はデルタ翼萌ぇ〜・・・とタイフーンも良いかな・・・と思ってみたりもしますが。
ちなみにF-2の機動飛行展示もあったのですが、これは撮影することが叶わんやった・・・ということで、来年への宿題となりました。

飛行救難隊のU-125Aが要救助者を発見し、その上空を旋回。UH-60Jがそこへ急行する・・・という図です。

会場はちょうど昼飯時ということで慌ただしいのですが、昼食の確保は妻に任せて撮影を楽しむお父さんでした(爆)。
23SQの所属機F-15DJによる機動飛行の展示。

初めて使用した“Tamron 200-400mm f5.6 LD”なのだが、コントラストがもうちょっと出てくれれば・・・と思える一方、描写については(あくまで個人的な感想ですが)十分に満足出来るレベルであった。何より、APS-Cという画角に限っての話をさせていただければ、“寄れる”という恩恵が得られるのは非常にうれしい。

というわけで、今航空祭のベストショットがコレ。
いつもであれば、飛行展示のBGMは躍動感のある曲が多い。また、アニソン比率も非常に高い。

今年はマクロスフロンティアのヒットもあったので、シェリル様の『射手座☆午後九時Don't be late』や『What 'bout my star?』が流れることを期待したがありませんでしたね。

さて、23SQのBGMはかクリスマスソング一色だった。その理由を地上に降りてきたイーグルのコクピットを見て知る。

なんと、副操縦席にサンタクロースがいるではないか。
先ほど紹介した記念塗装のC-1が離陸していく。空挺団によるパラシュート降下の展示のためである。降下する陸自隊員は九州に縁を持つ方々ばかり。一人一人の出身地が紹介される。

まずは隊員1名が観測のために降下。その後にC-1は大きく旋回し、再度降下コースへと進入してくる。レンズ越しに機体中央のハッチで待機する隊員の姿を確認。その直後にパラパラパラ・・・と降下が始まった。


空挺団によるパラシュート降下の展示が終われば、いよいよ航空祭のクライマックス。ブルーインパルスの演技飛行を迎えるのだ。
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