このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

★= 北斗星の旅 ★=
(2012/1/5〜1/8)



憧れのブルートレイン 寝台特急『北斗星』

一度は乗ってみたいと 願い続けてきた寝台列車
時間のかかる、ある意味とても贅沢な旅となるだけに
これまでなかなか都合が合わず、切符もとれなかったけど
ようやく切符と休みが確保できた!!

ということで新年早々
札幌まで16時間、1214.7 kmの列車の旅へ

何もかも初体験の寝台列車の旅はあっという間に過ぎ去り
久しぶりに降り立った真冬の北の大地は
キラキラ輝くように美しい白銀の世界
14年前の思い出がよみがえる

北斗星よ 素敵なひとときをありがとう




北斗星のたび   さっぽろ&定山渓温泉     旭山動物園


直線上に配置

上野 → 札幌

1/5夜、北斗星は上野駅を定刻の19:03に出発
仙台までの区間で乗客を乗せながら
雪に覆われた北の大地目指して
ガタンゴトンと夜道をひた走る

お弁当で夕食を済ませたあとは車内の探検に出かけたり
パブタイムの食堂車の雰囲気を楽しんでみたりと過ごす
11時頃には寝台に横になり
心地良い揺れと列車の音に身をまかせながら眠りについた


上野から列車に乗るのも久しぶり
旅の気分が高まる啄木の碑

あれこれ食料を買い込んで
あとは列車の到着を待つのみ!

18:50頃、北斗星が13番線に入線(最後尾)

席は2号車3番下

先頭の機関車、青森まではこの車が客車をひっぱる

昭和55年製の車両、年季入ってて味がある〜!!
  
2段式のB寝台はこんな感じ、小笠原丸より天井は高いかな
備品は、毛布、シーツ、まくら、浴衣、スリッパ、とビジホみたい

北斗星の食堂車「グランシャリオ」
今や国内では絶滅寸前?の存在となった食堂車、消滅する前に一度は体験しておかなくちゃ!
パブタイムは予約不要で利用可能なので、ディナータイムの終了時刻を見計らって食堂車に行ってみた

良い雰囲気の食堂車には、ちゃんとパブタイムの専用メニューが用意されていて
ファジーネーブルとピッツァ・マルゲリータを頼んでちょっと優雅な気分にひたりながら、一杯をゆっくり楽しんだ

列車はほとんど遅れなく福島駅を通過し、いつの間にか外は雪景色に・・・


予めアナウンスのあった青函トンネルに入る時刻、翌朝5時すぎに一旦目を覚ました以外は、結構良く眠れた
青函トンネル通過を音の変化で知りながらうとうとしているうちに、列車は夜明け前の函館に到着
こで機関車の交換のため5分停車、ちょっとだけホームに出てみた

空がうっすら明るくなってきた

6:40頃、5分程度の遅れで函館に到着、さすがに冷える!

ここでまた、機関車の交換
青森から牽引してきた電気機関車(赤)が切り離され
ディーゼル機関車が先頭になり、進行方向も逆転

海(内浦湾)が見えた!
徐々に明るくなり外の景色が見えてきて
もったいなくて寝てられない!

7時40分頃
山かげから日の出

大沼の辺りは雲っていたけど、すっかり青空に!
通路側の大きな窓からの景色はまるで絵のよう

静かな朝のロビーカー

車窓の雪景色に見惚れる

長万部のあたり
ホームはたっぷりの雪に埋もれてた

いいお天気!
川も凍てついている

青空を映す川面が美しい

霧氷で真っ白い木々が朝日にきらめく

進行方向右側は海

対岸にはずっと駒ヶ岳が見えていた(洞爺のあたり)

雪景色、でも太平洋側だからか思ったより雪は少ない

苫小牧付近、樽前山かしら?

きらめく海

窓から目が離せない・・・

見飽きない車窓の風景

南千歳付近、雪の量が随分増えた、家も増えてもうすぐ札幌

16時間の列車の旅もあっという間
札幌駅に10分弱の遅れで到着、機関車よ、お疲れ様!

日立の文字の下に「昭和50年2月製造」とあった
あら、誰かと同い年・・・

北斗星よ、さようなら
去り行く北斗星を見送る

北海道デスティネーションキャンペーンのキャラがかわいい
久しぶりの札幌駅は随分きれいに変わってた

寝台車も機関車も老朽化が激しく、次々と消えていった各地の寝台列車と同様に
遅かれ早かれ消えていくであろう寝台列車「北斗星」・・・
素敵な思い出をありがとう

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