このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください



南東北&大糸線の旅 1日目





ミニ概要:土日きっぷ使用のため、一番列車から新幹線です。これこそ土日きっぷの醍醐味と言えるでしょう。

トップバッターは山形新幹線。その後仙台に舞台を移して、様々な場所を訪れます。

今回は冒頭の通り、旅の行程表を組まれずに旅した為、あえて行程表を省略します。

さぁ、いよいよ旅の始まりです。出発地はやはり東京駅。
あえて別の駅から始めるのも手ですが、やはり新幹線は東京駅から乗る方が、個人的に好きなので東京から始めるとします。

6時から始まる新幹線。早速新幹線中央乗換改札口には人が集まります。
東北新幹線東京駅の電光表示器はフルカラーLEDです。非常に見やすくわかりやすいです。
「盛岡」「山形・新庄」「仙台」「八戸・秋田」「長野」「新潟」「越後湯沢」など様々な行き先が表示されるのには、東海道新幹線をよく利用する為か、感激と驚きがあります。
また「北の国」への様々な行き先が並ぶ様子は、昔の上野駅を感じさせる世代もいるはずです。
22番線に上がると、早速400系つばさ号が入線していました。
400系は2009年までに廃車される為、この姿を見られるのも後2年余りとなります。
「ミニ新幹線」「新在直通」などの鉄道用語を生み出すきっかけとなった400系と山形新幹線。山形新幹線開通による山形県の経済効果は計り知れないでしょう。
6両編成によるデビューは人気による混雑で7両に増強。E3系による増備も行われました。

また400系はJR東日本が製造した新幹線車両形式で唯一3桁(200系は国鉄)を名乗り、「E〜系」とはならなかった形式であると共に、サイリスタ制御を持つ最後の新幹線系列。
そんな400系に乗るのは、駅長初めてです。またミニ新幹線系列の車両(E3系)に乗るのも初めてなので、気分踊らせながら乗車します。
行き先は「山形・新庄」と表示されます。
やはり「新庄」だけだとすぐに「山形」と結びつかない利用者に答えての行為だと思います。連結や解放作業を行わないのに二つの行き先が表示されるのは珍しい気がします。

ちなみに方向幕を備える400系が廃車されると東北新幹線系列からは方向幕が消えてしまうことになります。東海道新幹線では方向幕がまだまだ健在であるのに対し、東北新幹線系列からは早々姿を消すことになります。
そして、東海道新幹線にはない唯一の部分、それは「17号車」の存在です!!
山形新幹線は11号車〜17号車の7両編成。東海道新幹線は全車16両編成な為、事実上山形新幹線にだけ存在する17号車となります。
東海道新幹線をよく利用する為、この看板には非常に驚きました。
車内は在来線に合わせて作られている為、若干圧迫感を感じます。それでも乗換無しで山形まで行けるのですから、快適には変わりありません。
座席は指定席車両は赤色、自由席は緑色です。またシートピッチは自由席の方が狭くなっており、指定席車両と差があるのも東海道新幹線にはない特徴の一つです。
また規格新幹線用のE2系などよりも座席幅は広くなっているのも特記できます。
新幹線でも在来線でも走れるように設計された400系。福島までは240キロ程度で走ります。また、今回乗車している「つばさ101号」はE4系などの併結をせずに終点新庄まで走り抜けます。
また話はそれますが、メンバーは遅刻ギリギリの人や上野から乗車した人などもいましたが、何とか上野で揃い山形へ一路目指すとします。

写真は山形新幹線最大の難所「板谷峠」です。
板谷峠はJR幹線内でもっとも急勾配である場所であり、碓氷峠が廃止されてからは板谷峠が急勾配ランキング一位となっています。そんな所を山形新幹線は走ると言うから驚きです。
そして2時間あまりで高畠に到着。新幹線はやっぱり速いなぁ〜って実感します。2時間と言ったら、東北線で言うと上野からまだ宇都宮までしか行けない時間で山形県まで来られるのですから驚きです。

今年はちょうど山形新幹線開業15周年。駅長とほど同年齢?となります。また東北新幹線は25周年、秋田新幹線は10周年などと東北新刊幹線系列において節目となる2007年であります。
やはり在来線のホームに停車する為、電車とホームの間には段差がありますが、こんな場面展開もミニ新幹線だけの特徴です。
高畠駅の電光表示器です。
なんと「特急つばさ 東京」と表示されています。
新幹線が「特急」と表示される様子は驚きです。(さっきからおどろいてばかりのような・・・)
高畠駅といえば「温泉のある駅」として有名です。
実際駅の改札口を抜けて直ぐ横に、暖簾のかかった出入り口がありすぐに温泉であることが分かりました。
時間の都合で入れませんでしたが、是非一度は温泉に寄りたいものです。
まるでおとぎの城のような形をした建物の高畠駅舎です。駅舎のスタイル的には米沢駅にも似ています。
また高畠駅舎の隣にはJR東日本系列のホテルもあります。
町を歩いていると踏切を発見。新幹線に踏み切りがあるのもミニ新幹線の特徴です。

イラストには400系の旧塗色が描かれていました。
そして高畠駅から程なく歩いた地点で山形新幹線を撮ることに。
ちょうど今のシーズンは米の収穫時期で、この日もコンバインによる収穫が行われていまいした。
山形新幹線とは言えど、ホントは奥羽本線です・・・。
2時間ばかり撮影した後、再び高畠駅に戻り山形新幹線に乗車します。
今回乗車したのはE3系。
元々秋田新幹線用に開発された車両形式ですが、山形新幹線輸送力増強に伴い、山形新幹線にも投入された経緯を持ちます。
また400系を置き換える車両形式もE3系となる為、事実上2年後には山形新幹線も全編成がE3系となることになります。
E3系の車内です。
天井はミニ新幹線用車両でありながらも、高くなっており非常に開放感のある車内になっています。(実際、E2系よりも天井が高いそうです。)
また網棚から天井にかけてのポールが、奥行きを感じさせてくれます。
座席はブラック基調となっており、さらにブルーが入った2色となっております。
わずか40分足らずで山形に到着。新庄行きではありますが、仙台を目指す為に山形で下車することに・・・。

山形駅も山形新幹線開業に合わせたのか、非常に綺麗で立派な駅舎です。
どこか徳島駅を感じさせてしまうような駅舎ですが、なんと駅の施設までも徳島駅と似ており、ちょうど低層部にショッピングフロアがあり、高層部にホテルがある構造となっています。
徳島駅との違いはペデストリアンデッキの有無くらいでしょうか(^0^;



午前中は山形新幹線をたっぷり満喫した後、いよいよ今度は憧れの町、仙台に場を移すことになります・・・。気ままな旅の行方は・・・。それでは引き続きお楽しみ下さいm(_ _)m

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