このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください |
南東北&大糸線の旅 1日目-2
山形駅からは仙山線に乗車し、一路仙台へと目指すことにします。 やってきたのは、仙台地区に新しく投入されたE721系です。 つい最近までは国鉄型車両と719系のオンパレードだった仙台地区にも去年辺りから変化が生じ、新規投入されたこのE721系が次々に国鉄型車両を淘汰していきました。 そしてこの仙山線にもE721系が投入され、山形にまで姿を現し始めた今日です。 | |
車内では昼食タイムに。今回購入したのは山形駅弁「牛めし」。 写真で見て分かるとおり、牛肉で埋め尽くされた豪華な弁当です。 似たような駅弁としては、米沢駅弁「牛肉どまんなか」などが挙げられます。 しかし山形駅弁「牛めし」は「牛肉どまんなか」に比べて、肉の一枚一枚が大きく、ボリュームがあります。友人の一人は「牛肉どまんなか」より良い!」などと喜んで頬張る姿も(^^; いずれにせよ、美味しい食べ物溢れる山形県であることには変わりありません。別れ惜しみながらも山形駅を後にします。 | |
山形駅から出発し、暫くすると山寺に到着します。 山寺といえば、松尾芭蕉が訪れ、句を詠んだとして名高いお寺さんですが、今回は車窓からの参拝?とします。 また、山形からの乗車率は程々だった仙山線の車内も山寺からは多くの観光客が乗車、さらには次の面白山高原駅からも多数のハイカーが乗車し、たちまち車内は満員状態。また仙台市内に近づくに連れて利用者の数は増え続ける為、ますます混雑していきます。 | |
憧れの町仙台に到着。ここで観光っと思いきや友人が「719系を撮りたい!」と言うので、編成写真が撮影できる駅として長町駅に移動します。 長町駅は仙台地区では珍しい高架駅で隣の太子堂駅も高架化されています。駅前には広大な未造成地が残ってはいるものの、今後10年以内にはおそらく仙台市街にもっとも近い駅として、大規模な開発がされるだろうと思います。 なお719系は長らく仙台地区で活躍してきた国鉄型車両の一つでしたが、前述の通りE721系の投入に伴い活躍の場を狭くしている車両形式の一つです。 こんな姿を見られるのも数年と思うと、少し残念な気がします。 | |
撮影した719系に飛び乗って仙台に戻るや否や、今度は地下ホームより仙石線に乗車します。 仙石線は元々仙台を始発駅としていましたが、仙石線仙台駅乗り場が、他の路線や東北新幹線から離れている為、利便性を狙って、仙台駅西口に地下駅あおば通駅を新設する為に、仙台駅や他の駅も地下化されたものです。 その為仙石線仙台駅は、昔の仙石線仙台駅を地下化しただけなので、乗換は不便です。 | |
仙石線に乗車すると、意外にも地下駅が続きます。結局陸前原ノ町まで地下駅でした。(あおば通、仙台、榴ヶ岡、宮城野原、陸前原ノ町の計5駅) ちなみに宮城野原駅は東北に唯一ホームを置く、楽天ゴールデンイーグルスの本拠地「フルキャストスタジアム宮城」の最寄り駅となっています。この日はスタジアムで野球はありませんでしたが、おそらく野球開催日は西武球場前のように賑わうのでしょう。 | |
乗車していたのが東塩釜行きであるのと、仙石線を撮影しようとのことで、またしても編成写真が綺麗に撮影できる小鶴新田で下車します。 小鶴新田駅は現在、仙石線内でもっとも新しい駅ですが、すでに駅前には多くのマンションが建ち並んでおり、学校もあることから新駅ながらも多くの利用客に恵まれているので、新駅建設は大成功と言えるでしょう。 | |
仙石線を撮影していると、マンガッタンライナーがやってきました。 マンガッタンライナーは仙石線の終点石巻出身の漫画家石ノ森 さんを記念してロボコンやが描かれている楽しいラッピング車両です。 車内も全車2WAYシートとなっており非常に快適です。今回は乗車できませんでしたが、またの機会では是非乗車したい車両です。 | |
だんだんと辺りが暗くなってくるので、再び仙石線に乗車し今度は松島海岸を目指します。 松島海岸と言えば、松尾芭蕉が「松島や ああ松島や 松島や」と詠んだ地として有名であるほか、日本三景としても知られています。 しかしその景勝地に訪れたのはすっかり日の暮れた17:40頃。一見「行かなくてイインジャネ?」と思う人もいるでしょうし、実際自分自身も思いましたが実際は良い展開に。 | |
日本三景。夜も素晴らしきものでした。 緑輝く五大堂、闇の海に紅色の光垂らす朱塗りの橋、そして静寂な海。素晴らしい景色でした。 配置というのでしょうか、なんか心が平坦になるような気分になり、すっかりこの景色が気に入ってしまいました。最後の方は、目の方も暗闇になれてきたのか、よりはっきりと景色を見られることができ良かったです。 | |
松島の景色を堪能した後は、再び仙台に戻るべく仙石線に乗車します。 帰りの電車は快速電車。多賀城から仙台までノンストップとのことで、まるで埼京線の通勤快速か京葉線に乗っている気分になってしまいました(^^; あっという間に仙台に到着。 | |
仙台に戻ると、今度は「夜景見ようぜ?」との事で、仙台一いや東北一の超高層ビル「AER(アエル)」に行きます。 地上31階建てのビルで、低層階はショッピングフロアとなっており、高層階はオフィスとなっており、最上階の展望スペースはなんと無料!! そんなお得なビルに上ることとします。 | |
素晴らしい夜景に出会えることができました。 さすが、東北一のビルから見る、東北一の大都市「杜の都 仙台」です。夜景も期待を裏切ることなく、素晴らしい夜景でした。むしろ期待以上です。テンションはこの付近でMAXに(^^; | |
東北一の都市「杜の都 仙台」の玄関口、仙台駅も威風堂々とした駅舎です。 全国の駅舎は一部を除いて、新幹線高架駅舎が裏手、在来線の面している駅舎の方が表玄関として扱われる場合が多いですが、(例:東京駅、新潟駅、京都駅、名古屋駅など)仙台駅は逆。新幹線側が表玄関手的存在となっています。 | |
さぁ、待ちに待った?夕食の時間♪ 勿論、本場の味を楽しむべく「牛タン定食」を食べます! 値段の割には、ボリュームも十分、そして美味しい。やっぱり本場の味に限ります。 既に夜はだいぶ経っており、店内の客層も酔っぱらいと宴会のOLやらでムードは早変わり・・・。ラストオーダーの時間にもなったので、店を出て新幹線に乗り込むとします。 | |
乗り込むのは、「はやて・こまち34号東京行」。はやて・こまち号の東京行最終電車です(^^;この後、やまびこ70号が続き、この日の東京行新幹線は終了という、なかなかスリリングな時間帯です。 ここまで順調と思われた旅行ですが、メンバーの一人が体調不良を訴え、一路ひとまずは東京を目指すことに・・・。何せ東京に帰る一番早い乗り物ですから(^^; | |
乗り込んだのは、なんとこまち車両。 一見、はやての方が良いようにも思えますが、座席幅やシートピッチ、さらには天井の高さまでもがはやて号(E2系)よりも優れており、座り心地に関してはE3系の方がお得とのこと。 実際、こまち号に乗り込むと非常に快適。座席のホールド感も良く、快適でした。 先述の体調不良を訴えるメンバーの一人も「E3系のお陰で回復!」などと言っており、とりあえず旅行を続行することに。良かった×2 |
このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください |