転車台について用語辞典から引用して説明いたします。転車台はY字曲線または環線のかわりに迅速かつ経済的に機関車および車両の方向を転換し、あるいは1線より他線に転線するために 線路の一部を回転できるようにした設備を転車台またはターンテーブル (turn-table 英) という。構造は、地上に円穴があり、その側壁の少し内側の穴底に円形軌条がある。そして、円穴の中央支承を中心に転車台が回転する。
かつて鉄道の動力源が蒸気機関であった時代、蒸気機関車を方向転換するために転車台は必要な設備でした。 しかし、今や動力近代化の完成によって転車台の使命はほとんど失われ過去の遺産となりつつあります。
磯兼様の
こひつじの家
では鉄道施設を解説しています。
転車台
のページに名古屋近辺の画像があります。
変わり種に、
函館市電駒場車庫に市電の転車台があります。
元々三角線で方向転換して車輪の摩耗の集中などを防いでいましたが三角線が無くなり転車台が代わりに設けられました。
この転車台、丸い穴の中に無いのです。横にも線路が並ぶ車庫にあります。
電車が乗ると台が上に上がって台が回転するのです。
ちなみに、松山市電の坊ちゃん列車の機関車は自車にジャッキアップさせる装置があって、押されて回転します。
バスにも転車台はあります。名称は違うかも。