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青函航路Ⅱ ( 函館 → 青森 → 函館 ) 1987年8月
【 函館発0:10 → 青森着4:05 】
夜行は正規便と臨時便が各1往復運航されていて、この日は臨時便の石狩丸に乗船しました。
【 青森駅 】
臨時便に使われる石狩丸と檜山丸は、空知丸型を旅客対応出来るようにした改造船で、 津軽丸型より定員も少なく、寝台やグリーン席や食堂などの設備もありませんでした。
その後に到着した正規便の八甲田丸、貨車を積み出しています。 連絡船と接続する大阪行き特急「白鳥」
【 青森港にて 5:25発 八甲田丸出航シーン 】
【 青森桟橋 】
【 青森発7:30 → 函館着11:20 】
大雪丸に乗船しました。 自動車積載用の可動橋が架けられています。左上の跳ね上がった可動橋は石狩丸と檜山丸用。
デッキが濡れています。この後で函館山に登りたかったので、心配な天候でした。
すれ違うのは昨晩乗船した石狩丸と同型の檜山丸。 改造船はカーフェリーとして、時刻表には載っていない運行もしていました。 自動車に関しては、露天で12台しか積載できない津軽丸型に対して、改造船は20台を格納できました。
函館山の手前では八甲田丸とすれ違いました。
函館湾内には十和田丸が停泊していました。
【 函館港にて 12:15発 大雪丸出航シーン 】
【 函館桟橋付近 】
記 青函連絡船には、「摩周丸」「大雪丸」「八甲田丸」「羊蹄丸」「十和田丸」の津軽丸型5隻のほか、 貨車航送専用の「空知丸」1隻と、その改造客貨船の「石狩丸」「檜山丸」の2隻で、計8隻ありました。 主役の津軽丸型は、船別に青・緑・黄・エンジ・オレンジとシンボルカラーがあって親しみ易かったのですが、 臨時便に使われる改造客貨船の「石狩丸」と「檜山丸」は、共に赤色なために見分けがつきませんでした。 どの船も昭和40年頃の建造で、津軽海峡の風雪に耐え抜いてきた船体には傷みもあって、 その歴史を物語る傷みがまた、津軽海峡の旅情を一層かきたてるのでした。
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