◆高知を目指す、その前に…┃京都駅 |
京都といえば古都。だがその玄関口である京都駅は、古都のイメージとは程遠い斬新なデザインをしている。
1番線のホームから改札を出ると、駅ビルの「JR伊勢丹ビル」へ。そこに見えるのは延々と続く階段とエレベータが!これは1階から11階まで続いていて、眺めは実に壮快。(風が気持ちい!)屋上に上ると、京都の夜景が一望できる。
階段の中ほどの広場では、たまにバンドのグループが演奏していることがあるようで、賑わいを見せる。演奏がない時でも、階段にたたずむ人は多い。私ももれなくその一人。
私たちが行った時には、壁に天の川がライトアップされていた。音楽も流れていて、なかなか幻想的な空間であった。
そろそろ腹時計がなり始めたので11階へ。ここは飲食店街になっていて、その中のお好み焼き屋(名前を忘れました…)はいつも行列ができるらしい。30分ほど並んでその店に入り、京都で広島風を食す。
駅を出ると近くには京都タワーがそびえている。こうした古都らしからぬ町づくりには反対派も少なくない様子だが、所詮私はよそ者、新しかろうが古かろうが構わない。(古都だって昔は最新だったんだしね。)
この後、僕と友人は京都を夜中に発車する夜行快速・ムーンライト高知に乗って高知に向かった。
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▲斬新なデザインの京都駅
▲駅ビルをぶち抜く感じの大階段
▲京都新名所・京都タワー
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◆竜馬の見据えた海┃高知=桂浜 |
京都からムーンライト高知に乗って、翌朝ようやく南国高知に到着。このムーンライト高知は座席がイマイチで全然眠れず、寝ぼけまなこのまま高知駅を出た。
しかしなんと、駅前にコンビニがない!というのも、高知市の中心はここではなくてもうちょっと南のため。とりあえず南下すると、果たしてそこにはローソンがあった。 (でも駅前に一軒くらいほしい…)
高知市の中心部、はりまや橋付近にはビルも多く、なかなか都会的。商店街は朝早かったせいか閉まっている店が多かったので、とりあえず朝マックとする。
マックを出て、当初からの目的である桂浜へ向かった。高知駅からバスで約30分、680円。ところで桂浜の近くには、斬新なデザインの坂本竜馬記念館というものがある。竜馬にまつわるものがいろいろ展示してあって、かなり面白いかも。近江屋で暗殺された時の、血のついた掛け軸などもある。(ちなみに、高校生以下はタダで、大人は400円です)
そこから、桂浜までは歩いてすぐ。遊泳禁止のため、海水浴客で混み合っているということはないので安心した。ここの名物、アイスクリンはおすすめ(甘さ控えめです)。ちなみに右の写真奥にある大きな岩は、実はコンクリートでできている。一昔前はまさに人工といった感じの殺風景なものだったそうだが、今は自然のものと見分けがつかないほど。こんなところにも景観重視で取り組む様子がわかる。
よく教科書で見た竜馬の銅像は、そこからちょっと上った所にある。意外と大きく、銅像自体の大きさは2m以上。意外なことに、海岸に立っているわけではないようだ。しかしこのあたりを歩いていると、竜馬、竜馬の嵐。もうちょっと武市半平太、中岡慎太郎などの志士もクローズアップしてほしいもの。まあ竜馬がそれだけ偉大だということなんだろうけど。
そこからバスで市街に戻り、今度は高知城に行きました。しかし時間が遅く、中には入れず終い(;n;)。そばには板垣退助の銅像もあった。
晩飯は城の近くにある、ひろめ市場というところでとった。市場といっても食堂のような感じのところで、安くておいしい店が多い。やはり高知の名物といえばかつおのたたき!なんと駅弁にもなっているのだが、結局食べず終い。
そのまま先程の商店街をぶらつき、市内散策などで時間をつぶしながら高知駅に戻った。商店街では、よさこい祭りの練習をやっていた。(その1週間後に祭りがあったとのこと…。)
22:55発、上りムーンライト高知。再び夜行列車で京都へ。南国高知で、たっぷり竜馬漬けになって帰路についた。
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▲南国チックな高知駅
▲桂浜の坂本竜馬記念館
▲日光がまぶしい桂浜
▲アイスクリンと坂本竜馬像
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- 今回の旅の経路 -
横浜→→(東海道本線)→→京都→(ムーンライト高知)→高知=(バス)=桂浜 |