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- 奈良旅行 -
(2005年02月28日〜03月01日)

【その1】 飛鳥・石像めぐり


金と涙と近鉄特急┃近鉄名古屋→飛鳥

旅といえば自分の中では18きっぷがもはや固定パターンとなっているのだが、今回は出発が2月28日ということで、残念ながら18きっぷは使えず・・・(使えるのが3月1日からというのが泣かせる)。

仕方がないので名古屋までは学割、そこからは近鉄特急で行くことにした。18きっぷとの差額は約8せごほんごほん・・・考えちゃいけない。まさか今のバイト10時間分だなんてことは・・・。

この寂しい雰囲気がいい!
▲明日香村の一風景

まあそんな感じでトロトロ名古屋までたどり着き、せかせかと色々買い込んでから、そそくさと近鉄特急に乗り込んだ。平日の昼間なんて誰も乗っていないだろうと思っていたが、とんでもない、途中の四日市あたりからはもう満席である。結構びっくりだ。多くは大阪方面に向かうビジネスマンといった感じで、平日の昼間から観光客丸出しなのは自分くらいである。なんてこったい。というわけでふてくされて持参したクッキーをぼりぼり食らう。嗚呼、幸せ・・・。


◆自転車でめぐる明日香の旅┃明日香村

飛鳥についた後はレンタサイクルで石像めぐりである。(1回900円、結構高い)。

この自転車、まるで乗りにくさを絵に描いたようなママチャリで、坂道で立ちこぎすると身体の軸が斜め後ろに傾いたり、両方のハンドルが異様に離れていて方向も合わせにくかったり、おまけに前かごに「古都・飛鳥めぐり」とかデカデカと書いてあるもんだから旅行者丸出しである。そんな相棒との素敵な旅のスタートをきるために、歩道で2回、車道で1回コケる羽目になった。決して僕が下手なわけではないはずなのだが・・・どうもいけない。

飛鳥にはご存知のように、亀石、鬼のまな板、鬼の雪隠、猿石、閻魔地蔵、酒舟石などの謎の石像や古墳などが多く見られ、どこか神秘的なムードにつつまれている。

・・・というのは旅行誌によくある文句だが、実際ここ明日香村は、村全体がとても落ち着いていて、田んぼの中に突然妙な石像が現れたり、聖徳太子ゆかりの橘寺や最古の仏像を安置する飛鳥寺などが普通の民家に混じって建っていたりして不思議な感覚を体験することができる。

案内所の人はみんな親切で、レンタサイクルのおばちゃんもとても優しかった(自転車の乗り心地は微妙だったけど)。みんな歴史の重さに畏敬の念をもっているのかもしれない。そういう人たちは概して人格的に素晴らしい人が多い気がする。「神秘の村」といってしまうのはたやすいが、その神秘さの一つに人びとの優しさなんてのも加えられるんじゃないかなと感じた、人生2度目の飛鳥旅行であった。


異様に乗りにくい自転車
▲明日香村、旅の友

橘寺の目の前
▲川原寺はお食事処に

うっそうとした竹林
▲酒舟石に続く竹林

梅の綺麗なところ
▲聖徳太子の生まれた?橘寺

謎の石像
▲確か猿石(柵の中にあります)

用途は不明?
▲酒舟石 上の竹林の続き

日本最古の仏像!
▲どことなく異国な雰囲気の飛鳥大仏


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番外編として。石舞台古墳の近くにこんな石像もあった。

マラ石


その名も、マラ石。
「昔は真っ直ぐに立っていたと考えられ・・・」(説明書きより抜粋)


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