このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

7.Mid Hants Raiway(MHR)

Alton-Alresford 16km
ロンドンから1時間ほどで手軽に訪れることができる保存鉄道である。1973年に廃止になった路線を1977年に一部復活。1985年にAltonまで再開通させた。
機関車25両(うち蒸気機関車17両)、客車70両、貨車70両を保有している。(8月5日)

BRのClass9F 92212 イギリス最強の重貨物用蒸気機関車にしては5両の客車ではいかにも物足りないであろう。

MHR沿線は線路近くまで入れるところが少なく、撮影は非常に苦労する。そんな中でこの築堤は数少ない撮影ポイントである。

SR West Coutry「Wadebridge」34007 WCの中でもキャブとテンダー幅が狭い初期のタイプだ。この日はこの機関車を使って、体験運転を実施していた。

この日はDL牽引の列車も運転されていた。DLがきちんと動態保存されているのにも驚かされる。

MHRでは2日後から始まる「トーマス祭」を控え、準備が進んでいた。SRの4シリンダーの名機「ロードネルソン」もトーマス仕様では形無しだ。第3動輪が抜かれ、ロッドも外されて整備中だ。しかし2メートルのスポーク動輪はさすがに美しい。

機関庫内ではSR U Classが整備を受けていた。これもすべてボランティア作業とは頭だ下がる思いである。

イギリス蒸気機関車2010年夏に戻る

このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください