このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください
大井川鐵道の旅
〜クウキヨメ〜
2004年9月19日乗車
3章 神尾編
Scene11 大井川鐵道のSL
14:32、列車は終点の千頭に到着。
次のSLに乗る時間まで28分あるので、駅に付いている即席のうどん屋でうどんをすする。
ここのうどんのスープは濃口だ。やはり浜名湖を越えないと薄味にはならないのか?
さて、うどんも食い終わったところで、大きく噴煙を上げているSLのところに行ってみる。
見てちょっとびっくりした。機関車が反対向きについている!
今までに、真岡鐵道や磐越西線のSLに乗ってきたが、反対向きの機関車が牽引するのに乗るのは初めてだ。
早速乗車した。車内は丸い蛍光灯と扇風機があり、かなりレトロだ。
磐越西線のSLの車内は
ゴールデンスライム
で、大井川鉄道のは
スライム
のようにも見えてきた(笑
15:00、SL急行は千頭を発車。 これも車内放送で観光案内をしている。
僕が乗ったのは、1号車の1番席なので、窓を開けているとSLの汽笛が非常にうるさい!
SLからの車窓。
1号車の先頭から。 機関車が反対向きに付いている時限定のこの迫力!
ちなみにこの客車、ドアは手動であるが、なんとドアはSLが走っている間でも開くのだ!
これは非常に危ないと思う!!! 40km/hで走っている間に、子供が開けてしまったらどないするん!!?
やはり安全管理は大丈夫なのか………???
Scene12 今回は402系
16:17、SL急行は
新金谷
に停車。
僕はこの駅で下車した。
金谷まで行ってしまうと、神尾を訪問するのが約40分も遅れてしまうからだ。
向かいのホームに停まっていた、新金谷16:23発の普通千頭行きに乗った。
この列車は、近鉄の402系を使用している。
車内にはまた自販機が付いてて、今回はりんごジュースが売っていたので、喜んで買った。
列車は新金谷を出て、代官町、日切、五和と、駅間の狭い各駅に停車したのちに、人里を離れて山奥に入り、
神尾
に停車した。
僕だけをホームに降ろして、402系はトンネルの中へと吸い込まれていった。
Scene13 駅舎しかない駅:神尾駅
さて、早速散策に入ろう!
神尾駅は、狭い島式ホームで、訪問した当時は左側のホームしか使われていなかった。
ホームからは大井川が見れて、対岸の方には10数軒の民家があり、道路も通っているが、対岸まで行くための橋は無い…。
また、駅前には、駅舎だけしか建物が見当たらない!
ホームへ行くには、線路に敷かれた板切れを渡っていくしかない。
列車が接近すると警報がなるようになっている。
とりあえず駅から出てみる。これが「神尾駅」なのだと判別出来るものが無い!
駅前にはこのような看板がある。大井川沿いではよく見かける看板で、尾盛駅にもあった。
駅前のメインストリートはいきなり二俣に分かれている。僕は右の道をたどってみることにした。
竹やぶの中の道を歩いて約7分、やっと民家を見つけた。
さらに約3分歩くと、大井川の川原に出て、そこから神尾駅が見えた。
と言っても、あれでは誰もあれが駅だと気づかないだろう‥。
上り列車発車の時間が近づいてきたので、神尾駅に戻ると、下り列車が来た。
列車からはおばあさんが1人降りてきた。
僕はおばあさんとちょっとだけ話をした。
聞くと、今神尾駅では、交換するための線路を工事していて、
もう少しすると神尾駅でも列車を交換出来るようになるみたいだ。
僕は最後に「気を付けて帰って下さい。」と言っておばあさんと別れた。
8分後、上り普通列車がやって来た。今回の車両は南海鉄道の21001系だ。
車内は、網棚の下にも電気がついている変わった構造だ。
17:42、終点の金谷に到着。
その後、東海道線を使って掛川に戻り、今回の合宿中の旅は終わることとなった。
THANK YOU FOR READING!!!
2章 尾盛編へ
←
3章 神尾編
トップページへ
鉄道旅日記ページへ
このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください