このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください |
おいしい牡蠣を食べよう。
ニュージーランド人に言わせると「牡蠣はなんと言っても南島南端インバーカーゴの天然ブ ラフオイスターだ。」らしいのですが、北島の田舎にはそんな牡蠣は流通してこない。。。来ても2等品。。 (と言うより、良いものは外国へぇぇぇぇぇ 行ってしまうぅぅぅぅ) そこで、私たちが見つけた最良の養殖牡蠣がオークランド近郊、マヌカウの東に位置する クリーヴドンオイスター で す。 旨い、でかい、おまけに安い。 これで1人前12個(2005年11月現在でジャンボサイズが1ダース12ドル)。
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日本人と結婚したと言うKiwi従業員の説明によりますと。
ここの牡蠣はクリーヴドンの海岸線近くの海とワイヘキ島の沖で養殖していまして、日本の牡蠣養殖とは違い、日本のホタテ養殖のように籠に稚貝を入れて育て ているそうです。 (日本の牡蠣は縄に勝手に幼生が掛かるのを待つ方式) 「籠にたくさん入れると小さくなるから限られた個数しか入れない」そうです。 これも日本のホタテ養殖と同じ理屈。
ワイヘキ島沖へ牡蠣を取りに行く収穫船。 | |
毎日収穫しまして、船で工場のすぐ裏まで持ってきます。 「よその会社は海岸線から工場まで運ぶまでに鮮度が落ちるけど、うちは船からすぐ工場」と自慢しておりました。 で右が運河。 たぶん干潮の時は使えないのでしょうけど。 | |
船から上がった牡蠣は、貝殻が隣の牡蠣と固着してしまっているものをばらして1個づつに手作業で分解します。 ここで小さすぎる貝は海に戻すために仕分けされるそうです。 「お客さんは大きい方が好きだからねぇ」だそうで。 まったく、そのとおり! | |
赤い籠にしまわれて、冷蔵庫へしまわれて、順次洗浄へ回されます。 洗浄前の牡蠣は砂だらけです。 | |
回転ドラム式洗浄器の中を通り、外側の砂や汚れを落とされていきます。 洗い終わると下の写真のような感じになります。 下の写真の青い籠は、次工程で小さくてはじかれた、海へ戻されるもの。 | |
牡蠣のサイズ自動選別機。 特に日本の客はサイズ選別にはうるさいからねぇ。 ここも苦労していうるだろう。 ここまでが日本のHACCPでいう非清浄区域。 だから作業員の格好もこんなものでOK | |
売店のカウンターの後ろ側に見えるのが剥き身作業と包装室。 ここから後が清浄区画。 だから白衣に食品工場用帽子をかぶっているでしょ? いかにもNZ風HACCPを導入した良い工場に見えましたよ。 そして、このトラックで空港やレストランへ配送されると言うわけ。 |
旨いですよ。 やはり牡蠣もとれたてが一番!!
「築地から直送」を誇る日本の料亭もあるけれど、漁場から直送には敵うまい。
皆さんも日本でこの牡蠣を食べることができます。 銀座のライオンだそうです。
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