これは遠くない未来、どこかの国で起こった物語…
乾巧と木場勇治…
二人のライダー・人間そしてオルフェノクの闘いから1年の月日が流れた。
世界は依然としてスマートブレイン率いるオルフェノクによって埋め尽くされ、 人類の数も減り続ける一方—
しかし—何も変わらないように思えた世界は二人の闘いを経て大きく動き始めていた。 闘いの直後より世界各地でオルフェノクと人間による「反スマートブレイン運動」が勃発したのだ。 人類とオルフェノクの共存を望んでいた者や、スマートブレインのやりかたに反対の意識を持っていた者。 そして二人の闘いによって心を動かされた者。 そういった者たちが集まりスマートブレインに反発しはじめたのだ。
そして「二人の闘い」、そして「ファイズ=救世主」は伝説となった。 そんな中「伝説」の「発祥地」である小さな島国ではスマートブレイン本社にて新社長就任披露 パーティーが開催されようとしていた。 世界各地のスマートブレイン支社代表者が集まるいわば国家行事である…。
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