このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください



<6-1・Wファイズ>

同じ頃…Wファイズ−巧・山上とドラゴンオルフェノク−北崎の闘いは

やはり北崎の強大なパワーの前に巧・山上が苦戦を強いられていた。

Wファイズが打ち込む攻撃を北崎はことごとくそのドラゴンクローで受け流し

強力なカウンターを放つ。

山上がパンチを打ち込みカウンターを受け吹き飛び、続けて巧がキックを打ち込み

やはりカウンターで吹き飛ばされた。

「無駄だよ…僕は世界一強いんだ。」

影に映る北崎の顔が笑う。

「山上…!まずはあの大きな爪から何とかしないと勝てっこないぜ。」

巧が立ち上がりながら言った。

「ああ…しかし、どうやって…?」

山上も立ち上がりながら応えた。

「さあな」

巧はフォンからミッションメモリーを引き抜くと

腰からはずしたファイズショットにセットした。

「試してみるか…」

山上もそれを見て同じくファイズショットを用意した。

EXCEED CHARGE

それぞれのファイズショットにフォトンブラッドが流れ込んだ。

「はぁーっ!」

同時に走り出すと、構えた北崎のドラゴンクローめがけファイズショットを打ち込んだ。

二つの衝撃を受け右腕のドラゴンクローから青白い炎があがり灰と化した。

「何…!?このっ!」

北崎は残ったドラゴンクローでWファイズをなぎ払った。

「おのれっ!」

いまいましげに吐き捨てると、北崎は片方のドラゴンクローも投げ捨て龍人態へと変化した。

一瞬にして山上にパンチを3撃くわえたのち、巧をつかまえ何発も攻撃をくわえはじめる。

山上は素早くファイズエッジを用意すると北崎に斬りつけた。

その攻撃に振り返り山上に攻撃しようとした北崎だったが、後から巧にはがいじめにされる。

山上はファイズエッジにフォトンブラッドをチャージすると鋭い攻撃を北崎にくわえた。

ダメージを受けながらも北崎は巧をふりほどき距離をおこうとしたが

巧はすぐに北崎の腕をつかみ、お返しとばかりにその腹めがけてパンチとキックを打ち込んだ。

そして山上が北崎を斬り上げる。

北崎がはじめて地面に倒れ込んだ。

Wファイズはファイズポインターをはずすと脚にセットし、ファイズアクセルから

ミッションメモリーを引き抜き、フォンにセットした。

フルメタルラングが展開しアクセルフォームへと変化する。

START UP

北崎が立ち上がりとほぼ同時にファイズアクセルを起動させる。

北崎もすぐさま攻撃に移ろうとしたが、その一瞬の差が大きな差となった。

北崎が動こうとした瞬間、その周囲に無数の紅いポインティングマーカーが浮かび

次々と北崎めがけて突き刺さった。

やがて最後のクリムゾンスマッシュが決まると、北崎の後にWファイズが降り立った。

巨大なφの印が浮かび、全身から青白い炎を吹き出しながら北崎が苦しむ。


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