このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください



登場団体紹介
「ファイナルエボリューション」に登場する団体を紹介。
登場人物の方にはそれぞれの所属する人物もあげているので、合わせて
ご覧いただきたい。



人間開放軍
わずかに残った人間がスマートブレインに抵抗すべく結成されたレジスタンス組織。
1年前の乾巧と木場勇治の闘いを機に、オルフェノクに対して排他的な感情を持つ者とオルフェノクとの
共存を望む者とに別れ、反オルフェノク派が人間居住区に残ったのに対し、啓太郎たち共存派は居住区
からさらに離れた郊外に基地を構えることになった。
今現在は彼らに協力するオルフェノクと共に共闘し、それゆえにスマートブレインの度重なる掃討作戦に
勝利してきた。


反スマートブレイン連合
初代スマートブレイン社長・花形の呼びかけに応じ、彼の養子だった元流星塾メンバー・木村沙耶、阿部里奈
三原修二によって立ち上げられたレジスタンス団体。
主な活動としてインターネットにより、各国の反スマートブレイン活動家への情報提供と対オルフェノク用の
武器の開発で、オルフェノクにも強力なダメージを与える銃の他に、ファイズのパワーアップユニット
「ファイズブラスター」も花形と彼らにより造られたものである。
一方通行的な情報提供ながらも、各国の反スマートブレイン活動家は彼らの功績を賞賛し
反スマートブレイン連合と名乗る活動団体が全世界に拡大し、一大ネットワークを構成している。
また乾巧、園田真理合流後はスマートブレインのやり方に疑問を持つオルフェノクの若者が合流し
20人近い団体となっている。


流星塾
園田真理をはじめ、草加雅人、木村沙耶、安倍里奈、三原修二そして山科美香たちが共に生活し学んだ施設。
(ここに在籍していた人物のことを流星塾生という。)
設立者はスマートブレイン初代社長花形で、ここの子供は全て花形が養子として集めた身寄りのない九死に
一生を得た子供たちばかりであった。
その目的は謎の部分が多いが、一説にはオルフェノクの王となる人物を見つけるためだったとも言われている。
今現在はスマートブレイン本社近くの地下35mに移され、反スマートブレイン連合の活動・生活基地となっている。


スマートブレイン
全世界を支配する超巨大複合企業。各国に支社を持ち、各国代表者を中心として政治・経済など全てを統括
支配している。
1年前の乾巧と木場勇治の闘いが起こる前までは揺ぎ無い支配力をほこり、反乱分子の抵抗も本社を除けば
小規模ですぐに鎮圧できる程度のものだったが、闘い以降は規模が大きくなり、その鎮圧に各国とも手を
焼いているのが現状である。
本社はこれに対し、ラッキークローバーを派遣し各国の反乱分子鎮圧に乗り出すと同時に急務として
オルフェノクの王を発見するために、最後の切り札として、州浜伊織を本社新社長として据えた。


ライダーズギア開発部
スマートブレインの組織のひとつで、名前の通りライダーズギアを開発するチームである。
リーダー(局長)は花形の片腕としてファイズ、カイザ、デルタのベルトの開発に携わった山上哲哉。
正式な組織発足は帝王のベルト・サイガ、オーガギア開発プロジェクトから。
発足と同時にギア専用マシンエンジニアとしてスマートブレインモーターズから福地と新城が派遣されてきた。
帝王のベルトが失敗した後は予算・人員とも削減された。
BASTETの開発したエボリューション機能をギアに装備するということで、再び社内で注目されるが
シグマギアが高コストだったうえに、完成直後にBASTETが独自開発したバイオトルーパーの方が低コストで
実現性が高かったため、これを機にライダーズギア開発部は一組織からBASTETの傘下の一研究グループへと
降格した。



ラッキークローバー
スマートブレインが誇る最強のオルフェノク集団。
ラッキークローバーの名前の通り4葉のメンバーで構成されており、ドラゴンオルフェノクの北崎
ロブスターオルフェノクの影山冴子、センチピートオルフェノクの琢磨逸郎、そしてクロコダイルオルフェノクの
ジェイが登録されている。
4人の主な仕事は、本社の要請で各国にわかれて派遣され、それぞれの支社のSWAT部隊を指揮して反スマート
ブレイン勢力の殲滅を行うことである。
今回は新社長州浜の要請により各国から呼び戻され、ライダーズギア開発部及び反スマートブレイン勢力である
人間解放軍の殲滅及びギアの奪還を依頼される。


BASTET(バステト)
Biotechnology And Science Technology Exploitation Team (生物工学・科学技術開発部)の略。
スマートブレインの中でも生命学、科学、化学などの分野で最も優れた者で構成された部門。
医学(医薬品)などから遺伝子組み換えを応用した技術まで幅広くカバーし、1年前に発足したのにも関わらず
現在スマートブレイン内で最も巨大で強力な権限を持つ技術者集団である。
バステトの名称は古代の伝説に登場する猫の女神をなぞったもので、太陽と月・恵みと破壊・暴力という二面性を
司る神でもある。
医学分野では人間の蘇生を可能にまでしている。
(オルフェノクの蘇生については研究中であるが、あまり芳しくないようである。)
生物工学においてはBASTETのスポークスマンでもあり、優秀な技術研究者でもある館林綾が発見した
「王の記憶」の研究成果に注目が集まっている。
また館林綾を中心としたチームとライダーズ・ギア開発部が共同開発したエボリューション機能を搭載した
シグマプロジェクト、BASTETが独自開発した新ライオトルーパー「バイオトルーパー」スーツという実績を
残している。
BASTETは都心を離れた郊外に大きな研究所を構えていて、小学校などの校外学習を受け入れるなど
世界的にその功績を幅広く知られているが、同時に裏では反スマートブレイン運動で連行されたオルフェノクを
実験体に使った生物兵器を開発しているという噂も広まっている。

<言語解説>
「王の記憶」
BASTET所属の館林綾が発見したオルフェノク全ての体内に存在するDNA
どのオルフェノクの体内にも例外なく存在するDNAであるため、オルフェノクの王となんら関係のあるものと
見方があり、王の能力<オルフェノクに永遠の命を与える><糧となるオルフェノクの命を一瞬にして奪う>
はこのDNAに直接働きかける力なのではと考えられている。
またこのDNAはオルフェノクの感情などに反応し、そのオルフェノクの形態をも変化させる働きがあることが
研究結果として得られており、その働きを応用し技術として完成させたものがエボリューション機能である。
「エボリューション機能」
シグマ・ギア及びバイオトルーパースーツに装備されている機能。
「王の記憶」の研究結果を応用し開発されたもので、ギア及びスーツ装着者の能力を格段に上昇させ、欠点を補う。
デルタに装備されているデモンズスレート機能の発展版ではあるが、デモンズスレート機能のような副作用はない。
しかし機能の特性上ギア及びスーツ装着者は限定され、開発段階で能力測定等を行いその情報をプログラムする
必要がある。
またエボリューション機能には学習能力もあり、戦闘を重ねるごとにプログラムが更新され装着者の能力を引き出し
強化していく。
理論上では装着者の潜在能力の99.9%を引き出すことができるとされている。


SWAT(ライオトルーパー)部隊
スマートブレイン支配下において治安を維持するために活動する部隊。
構成員は当然ながら全てオルフェノクで、強化スーツライオトルーパースーツを装着して任務に当たる。
隊長・鮎沢の下、通常のSWAT部隊以外に、オルフェノクの中の反乱分子抹消を目的としたエリート部隊
特機隊(特別機動部隊)、ジェットスライガーの扱いに秀でたもので構成されたジェエトスライガー部隊が存在する。
特機隊は通常のSWAT部隊に混じっての警ら活動やタレコミによる反乱分子の取り締まりなどを行う。
この際、反乱分子が説得に応じない場合や、危険性を持つ場合、各自の独断で抹消(つまり抹殺)する権利を
持っており、オルフェノクにも効力のある銃や動きを封じる特殊ロープなどを装備している。
ジェットスライガー部隊は構成員5人と少ないが、その扱いにおいて他のSWAT隊員の中ではずば抜けた技術を
持っている。


プレジデント親衛隊
海外第1支社の最高責任者プレジデントが独自に設けたライオトルーパー部隊。
国内のSWAT部隊の中でも最上級のエリートを選抜、強力な銃火器と高性能戦車アースビクターと
飛空挺スカイビクターで武装した軍隊である。
本国では彼らの活躍により反乱分子・反スマートブレイン連合はことごとく鎮圧され、わずか1週間で全土を
完全な
スマートブレイン支配下に戻した。
プレジデント本社来訪に合わせて、その実力による本社国内の反乱分子鎮圧目的でプレジデント親衛隊2分の1が
入国した。
そしてプレジデントの目論見通り啓太郎たち人間解放軍をあと一歩まで追い詰めるが、突如として現れた山上
=ファイズ2ndによって敗走の憂き目を見る。
プレジデント自身もテロにて落命したため、総統を失った彼らは州浜伊織によって再編成され、州浜親衛隊として
以降任務に当たることとなった。


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