このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください



当日の模様は、 こちら からどうぞ。

というわけで、「出雲」最終日まで一ヶ月を切った
2月19日、東京駅に鉄道ファンが一人。

これから、「出雲」に乗って西を目指します。

発車時刻表の「寝台特急」の文字が、
こころなしか輝いて見えます。
20時58分ごろ、東京駅の10番線に
「出雲」が入線してきます。

さすがに終了まで一ヶ月をきっただけあって、
最後部側は多くのファンでにぎわっていました。

…ただ、「出雲」の回送を引っ張ってきた機関車が
なかなか離れなかったため、
最後部からスッキリと停車中の
写真は撮れませんでした。
で、「出雲」が停まっている10番線の後ろには
東北・上越新幹線ホームがあり、
ちょうど21:04発の「あさま551号」が
発車していくので、上手く絡めることも出来ました。
(時刻・列車は当時のものです)
この、「特急 出雲 出雲市」のサボも
過去帳入りとなってしまいました。
列車は決して多いとはいえない乗客を乗せ、
定刻の21時10分に東京駅を発車しました。

ちなみに客層としては、
一般客4に対してファン6くらいの割合
だったと思います。

全体的な乗車率はA個室は満室でしたが、
B寝台は前のほうは7〜8割がた埋まり、
後ろのほうはガラガラという状態でした。

ま、1年前の「あさかぜ」ファイナルの時の、
編成全体で30名ちょっとに比べれば、
まだまだマシなほうですが…。
とりあえず車内改札を受け、横浜を発車したところで
5号車フリースペースへ移動です。

もともとは食堂車だったのですが、
とっくの昔に営業を中止したものの、
ロビーカー代わりに連結されていました。

この日は、お別れ乗車をしているファンで席も埋まり、
まるで「出雲」の食堂車が光り輝いた時代に
タイムスリップしたかのようでした。
居合わせたファンの人と「出雲」談義なんぞをしていると、
夜が深まってきます。
翌朝の京都での機関車交換を見届けたかったので、
ちょっと早めに切り上げ、久しぶりのB寝台に横たわり、
しばしの睡眠となります。
…って、東海道線上を疾走していると、
時折ガタガタっと揺れたり、タッタッと車輪のフラットの音が
聞こえてきて、あんまり寝れなかったですよorz。
で、夜明け前より瑠璃色な空にもならない
午前3時39分、京都駅に到着です。

ここでは、東海道線のEF65から山陰本線のDD51に
バトンタッチするため、8分停車します。

なぜか運転停車でなく通常の停車なので、
機関車交換のシーンを撮ろうと、多くのファンが
ホームに降り立ち、その光景を見届けていました。

あと、線路を挟んで反対のホームにも何名か居ましたが、
いったいあの人たちは何処から・どうやって来たのかしら?

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