このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください |
近江八幡の町は、豊臣秀次が本能寺の変後、安土城下の商工業らを移住させて開けたところで、近江商人ゆかりの地である。今回は近江八幡の街を歩いてみよう。 近江八幡駅に置いてあったガイドマップにはヴォーリズゆかりの建物も明記されている。近江八幡は、ヴォーリズがアメリカから明治38年に英語教師として来日したところで、その後、建築事務所を起こした彼の作品がいくつか残っている。それらが近江八幡の観光資源のひとつになっているようだ。 もともとの街の中心は城跡がある八幡山のふもとに広がり、東海道線近江八幡駅から2㎞ほど離れている。 ![]() |
![]() |
ヴォーリズが設計に関与した建物として、白雲館の南側から東のほうにかけて村岡邸(旧岩瀬邸 昭8)、ヴォーリズ記念館(旧ヴォーリズ邸 昭7)、近江兄弟社学園幼稚園舎(大13)、旧YMCA会館(昭10)などが残っている。 |
![]() 旧八幡郵便局ではここで行なわれた公開イベントの模様を紹介した写真に保存を訴える看板が建てられていた。現在は空き家のようだが、有効に使ってもらいたいものだ。 |
![]() ![]() |
![]() |
![]() ![]() |
[相模鉄道・横浜市地下鉄] 相模鉄道いずみ野線いずみ中央−湘南台間 3.1㎞は今年(99年)3月10日に開業した。さらに横浜市営地下鉄1号線戸塚−湘南台間 7.4㎞が8月29日に開業したのであわせて乗りに行く。 横浜で下車して相模鉄道乗り場へ。いずみ野線はいずみ野−いずみ中央間が90年4月に延長開業している。初めていずみ野線に乗ったのが87年だから12年前のことだ。その頃まだ造成地が広がっていた万騎が原あたりにもびっしり家々が並んでいる。90年に延長開業していずみ中央駅に下車しているが、この駅周辺も大きな建物ができたりしてずいぶん変わったようだ。それでも高架から見渡すと畑や木立など緑も多い。 いずみ中央から高架でしばらく走ると地下鉄の路線がそばに寄ってきて、丘陵地のトンネルに突っ込む形で終点湘南台に到着。横浜から30分ほど、ここは藤沢市だ。 この駅は小田急江ノ島線湘南台駅と接続しているが、地下鉄も含めた連絡通路がまだ整備されていない様子。地下ホームからいったん地上に出ると小田急湘南台駅があるが、こちらは橋上に改札口がある。 地下鉄に乗り換えるには、小田急線上にある橋上改札の前を通っていったん下に降り、さらに地下鉄構内に降りていくことになる。乗り換えはかなり不便だが、現在地下通路を工事しているようだから乗り継ぎは楽になるだろう。 ![]() 立場、中田、踊場と続き約10分ほどで戸塚に到着。電車は横浜の繁華街関内を経て横浜に向かう。(99.9.3) |
[千葉都市モノレール] 千葉都市モノレールは88年3月に千城台−都賀−スポーツセンター間を開業し、その後91年6月に千葉まで、95年8月に千葉みなとまで延長してきた。今年3月開業した路線は千葉から分岐して県庁前までの1.7㎞。懸垂式のモノレール路線である。 ![]() 六実と鎌ヶ谷の間で北総開発鉄道と交差するが、そこにようやく東武の新駅−新鎌ヶ谷駅−が設けられようとしている(99.11.25開業)。北総開発鉄道が高砂から伸びて十年近く経つが、鎌ヶ谷付近の人にとって都心に向かうのにかなり便利になるのではないか。 鎌ヶ谷付近は高架工事が進められている。複線化もはかられるようだ。鎌ヶ谷を過ぎると船橋に近付くにつれ住宅が密集してくる。船橋で総武線に乗り換える。千葉で君津行に乗り継いで次の本千葉で下車する。ここは県庁などが近い。 ![]() 懸垂式モノレールだから足下が見下ろせる。5分で千葉に到着。都賀・千城台方面へは同じホーム反対側で乗り換えができるようになっている。 千葉駅前にはフクロウの格好をした交番がある。(99.10.16.) |
![]() ![]() |
ヴォーリズの建てた池田町洋風住宅街の近くに近江八幡小学校がある。大正6年に建てられた建物は89年に解体されたのだが、新たに建てられた校舎はかつての校舎とよく似ている。こんな手の込んだ建物を造るなら元の校舎を保存すればいいのにと思う。(右写真:88.10.17.撮影) |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() ![]() |
このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください |