| このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください |
昨日は乗り継ぎが多くて聞く気にならなかったラジオも今日は聞きまくり、FM福岡・FM佐賀・FM中九州・FM長崎という風に列車が進むに連れて周波数を変えていく。中でも入り組んだ海岸で何も聞こえないと思っていた肥前鹿島−諫早間で、FM中九州が熊本からサポートしてくれるとは思わなかった。
個人の家とは思えない位なかなか風情がある所で、縁側で寝ころんでいる黒猫がまたかわいい!2階には昔ながらの生活道具や手回し式の計算器、和文のタイプライターまで展示してあり、こっちも見物である。時間がないのに15分も居させてもらい、お礼代わりに50円寄付しておいて、島原城へ急ぐ。ここで他校の女子高生に紛れて不意に加藤先生が現れ、島原駅までまた一緒に歩くことに。
郵便局から帰る頃にちょうど入ってきた加津佐行きに乗り、外港で先生が下りると右手にはいよいよ普賢岳が間近だ。ただ、今年4月に復旧したばかりの安新大橋で水無川を越えれば、火山灰だらけで家などの人気が全くない荒野にビックリ。ダンプカーだけがむなしく過ぎ去っていく光景に、自然災害の恐ろしさが改めて胸に刻まれた。がまだす島原!
班員の鉄ちゃん2人組はバスに安心したのかおやすみ中で、小浜温泉で運転士が交代し、愛野からはさっき乗った島鉄沿いに走れば、14時25分定刻に諫早駅前に着いた。もちろん長崎へはJRに乗り換えで、15時過ぎの到着である。
長めの休憩のあとはまた早足になって正覚寺下まで歩く。土産物屋の多い観光通り、飲み屋街の思案橋も横目にだけ見て、1系統の赤迫行きに飛び乗った。蛍茶屋とは違って片面ホームなので、ひっきりなしに電車が出入りしている。さっきいた出島・変わったデザインのフェリーターミナルなどをあっという間に通過し、長崎駅前に着いたのは17時半頃。中央局に寄り、コンビニで夜食の買い出しをすませば、やっとの事でチェックイン。部屋に入ってもしばらくはついつい寝転がってしまった。
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