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元々は鋼体車体の界磁チョッパ制御だったのが、増備過程でアルミニウム軽合金車体の界磁チョッパ制御、そしてアルミ車体の可変電圧可変周波数制御(VVVFインバータ制御)となりました。
つまり、この系統が京濱急行初の可変電圧可変周波数制御(VVVFインバータ制御)車輌。厳密に言うとこの系統の1700番代が京濱急行初の可変電圧可変周波数制御(VVVFインバータ制御)車輌となります。
先頭部分の意匠に、京急的な粋を全然感じない。国鉄203系の赤塗装ですか〜と言いたくなるような意匠です。
しかし、同じ系統形式に普通鋼体車体とアルミニウム軽合金車体があることによって、見た目でアルミニウム軽合金と普通鋼の加工に対しての性能の違いなどが判る、いい見本の車輌です。
普通鋼はアルミニウム軽合金に較べて、意匠性のある加工に対しての加工性(工業化工法)に劣りますが、町場の工場的な加工、つまり、ひっぱたいて曲げることとか溶接とかの加工がしやすい性質があります。
雨樋のような細長いものはアルミニウム軽合金のように押出整形(コロテンのように圧力を掛けて整形すること)ができるの方が優れているのですが、冷間工法(材を暖めないで硬いまま曲げをしたり溶接接続したりすること)については普通鋼の方が優れています。
雨樋は端部で曲げや溶接加工が必須てすが、その加工については普通鋼の方が優れていますし、また、雨樋が腐食した場合、車体との溶接線にて切除して新しいものを溶接することができます。
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