このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

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大軌デボ61型電動制御車

大阪上本町〜奈良間を結ぶ大阪電気軌道が、創業後に大阪市交通局(大阪市電)乗り入れようとして製造した電動制御車です。上本町駅直前に設けられた連絡線から、大阪市電に乗り入れ奈良〜天保山直通急行として運行されました。もちろん大阪市電区間は各駅停車です。車体は木造トラス棒付きで大軌線内は両端のステップレス扉を、大阪市電区間は中央のステップ付両開扉を使用しました。車掌は大軌区間は最後部に、大阪市電区間は中央扉側で勤務しました。伝統の卵形5枚窓ですが、中央に貫通扉を持ち、通常は2両連結運転で、連結部は貫通幌で結ばれていました。大軌区間では、鶴橋で1両増結し、鶴橋〜奈良間は3両運転でした。車内は2列、1列の固定クロスシートで、中央扉を挟んで、クロスに配置されており、扉付近は1人掛のロングシートが設置されています。型式呼称変更に伴いモ260型になりました。

デボ61型PDF図面 A4 1/120


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