このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください |
ベストカー・フェネック サンデーラリー |
2005年11月6日 ツインリンクもてぎ(栃木県) |
結 果 | |
天 候 | 曇 |
路面状態 | ドライ |
最終順位 | 33位/53台 |
参加レポート | |
最後のレース? | |
三推社の自動車雑誌「ベストカー」で募集してた「サンデーラリー」への参加を決めたのは、
ランサーセディアワゴン
最後の思い出のため。1ヶ月以内に
ランサーエボリューションワゴン
が納車予定でした。同社に問い合わせ、子供を含む家族での参加もOKとのことでした。 今回は直前に T-ダイナ が不参加を表明、恐竜MAMAの実家に居残り。MAMAだけを乗せ、会場となる「ツインリンクもてぎ」駐車場に到着。 当日の53台の参加車両を見ると、ナイトセッション用の補助ランプまでつけたバリバリのラリー仕様インプレッサ、ランエボ数台、フェアレディーZなどのスポーツカーから、プリウス、エルグランド、エスティマなどのファミリーカーまで様々。いつものYRSのレースとはやはり雰囲気が違います。エボワゴンも1台いました。 参加者には、同誌でおなじみの竹平素信さんと国沢光宏さんもいらっしゃいました。後ほど判明したのですが、国沢さんの息子さんと娘さんも参加されてたようで。竹平、国沢両氏はチームを組み、シビック・ハイブリッドで参加です。 | |
レース方法 | |
参加証と引き換えに、ゼッケン「40」と、ラリーで使われるコマ地図(右写真)が渡されます。参加者全員を集めての打ち合わせでその使い方、レースのルールが説明されました。コマ地図には、分岐点付近の簡単な目標物と、スタート地点からの距離が書かれています。これを頼りに、3つのチェックポイントで通過時間を記録されながらゴールまで辿り着き、設定された時間に最も近かったクルマの勝ち、となります。コース中の制限速度は29km/h、ドライバーとコドライバー(ナビ)の役割分担が重要。途中、スペシャルステージ(SS)として、オーバルコース(スーパースピードウェイ)での体験走行と、安全運転トレーニング施設(アクティブセーフティー・トレーニングパーク)での走行があり、オーバル以外のSSはラリーの成績に影響することになっています。 | |
スタート! | |
53台はAとBの2チームに分かれ、それぞれ逆回り。ゼッケン順にクルマが並び、一定間隔を置いて順次スタートします。いよいよ、ゼッケン40、ボクの番。写真撮影後、もてぎレディーの旗振りで10時4分スタート! 最初のチェックポイントを目指します。しかし、ここでいきなりミスコース。約200mで右折の所、まっすぐ700mくらい行き過ぎちゃいました。助手席からの声、 「だから、すぐ右折だよって言ったじゃん。」 すぐにコース復帰し、間もなく第1チェックポイント。チェックシートにスタッフから通過時刻の記録を受け、次のポイントへ。後ろからGTOがピッタリくっついてきます。確かゼッケンはボクらより前のはず。どこかでミスコースしたに違いありません。 PAPA「ほら、間違えたの、ボクらだけじゃないじゃん。」 MAMA「でも、間違いは間違いでしょ?」 PAPA「…」 今度はミスなく第2チェックポイント到着。 | |
スーパースピードウェイ | |
ここで、もてぎ名物、1周約2.4kmのオーバルコース、「スーパースピードウェイ」を走ります。競技区間に組み入れようと検討していたけど、安全面から「体験走行」という形にしたとのこと。先導車スターレット(EP82)に続いて5台ずつ走行、コース内追い越し禁止、速度はだいたい100km/hとの説明。 バックストレート側からコースイン、2周します。コーナーも含め、コース幅がものすごく広い。レースでどんなラインを取ったら速いのか、見当もつきません。コーナーの傾きは思ったほどではないにしても、コーナリング中は未体験のGのかかり方で、助手席のMAMAともども酔いそうになりました。 前のレガシィ(BG)が80km/hくらいしか出してくれないので、もうちょっとスピードがほしい、という感じでしたが、初めての本格オーバル走行だったので、逆に良かったかも? 今日は後でもう一度ここを走るチャンスがあります。 | |
SS、そして再度オーバル | |
指定の出発時刻を言い渡され、各車スタート。この最終SSは再度オーバルコースに戻る設定です。紛らわしい所もありましたが、ミスなく第3チェックポイントへ。この後、さっきと同じように、EP82について5台ずつオーバルへコースイン。このEP82、見てると、ひたすら先導車役を務めるため、5台1グループの走行が終わると、休む間もなく次のグループの先頭になりコースイン、これを繰り返してます。どんな人が運転してるんでしょうか。 先ほど後ろにいたGTOが今度はボクらの直前、レガシィも何台か前にいます。今度はそのレガシィ、先導車の速度に合わせて飛ばしてます。ん、確か体験走行は100km/hくらいって聞いたような…? 追い越すどころか、全開走行しても追いつきません。1周目のメインストレート、メーターは3速140km/h! 2周目はコーナリングから少し高めの速度で入りました。右側からメインストレートのコンクリートウォール。慎重にステアリングを戻します。ストレートスピードは3速160km/h!! 体験走行の域を超えてます。ヘルメットもなく、助手席にMAMAを乗せてることもあって、徐々にアクセルを戻しました。 | |
安全運転教室 | |
様々な安全運転トレーニングを実施可能な、「アクティブセーフティー・トレーニングパーク」へ移動。このラリーでは、
まずは「スリパリーコース」から。滑りやすい舗装面に水をまき、さらに滑りやすくした、1周230mのコースです。3周して最後のラップが計測されます。エルグランドの後にスタート。1周目、ほとんどクリープだけで走って様子見。2周目は積極的にステア&アクセル&プレーキ。といってもかなり慎重に操作したつもりなんですが、 「あれー???」 クルマはあらぬ方向へ横滑り。このままじゃコースアウト、という所で前輪が通常舗装路に乗り、コースに復帰。計測の3周目もこの調子で、ほとんどまともに走れませんでした。 続いて「低µ路コース」。運転手のみ、車載無線の指示で30km/hまたは35km/hで直線を走行、スキッド発生装置の上を後輪が通過すると、クルマは一瞬にして横を向く仕掛け。スピン状態から回復できたら、ウォーターバリアをスラロームしてゴール。当パークの指導員がその様子を「松」、「竹」、「梅」の3段階で評価します。30km/hが1本、35km/hが2本で、最後の1本が評価対象。 まずは30km/h。無線から、 「最初は止まるまでブレーキを踏み続けて。」 との指示。メーターを見ながら装置を通過すると、「ガタン!」という音と共に、クルマが回り始めます。とにかく左足で思い切りブレーキ。90度くらい横を向いたところで止まりました。 「カウンターを当てたのは良かったけど、ブレーキはもっと強く。速度32.○○キロ(光電管で計測)。」 との無線指導。2本目からは35km/h。ブレーキ後、可能であればアクセルを開け、ウォーターバリアを抜けてゴールして下さい、とのこと。ところが、2本目は180度回ってようやく停車。進入速度がやや速かったよう。3本目、90度くらいのところでだいぶ速度が落ちたので、ブレーキからアクセル、噴水をスラロームしてゴールしました。無線からは速度以外の声はなし。後で評価を見たら、「竹」でした。 | |
カートとキノコ狩り | |
スタート地点に移動し、クルマを残してバスへ。「ハローウッズ」内の芝生の広場に集合、説明を聞きます。ドライバーとナビが二手に分かれ、ドライバーはカート、ナビはキノコ狩りに挑戦(逆のチームもあったよう)。 もてぎの「カートランド」には、速度の低い方から、「ドリームカート」、「チャレンジカート」、「レーシングカート」の3種類が用意されています。今回のラリーでは「チャレンジカート」を利用。順位はもちろんラリーの成績に反映されます。コース全長204m、エンジン排気量160cc、最高速度は35km/h。5人ずつ、5周勝負です。並んだのが後ろの方だったので、先に走ってる人のタイムを見ていると、20秒台を出せば上位の可能性。意気込んで乗ったんですが、35km/hといってもかなりのスピード感。ステアリングはダイレクトで、コーナリングは慎重になってしまいます。また、前方を走るクルマがちょっと遅い。最初の3周は24秒台。 これじゃいかん、と思ってたら、後ろからバビューンと抜かされてしまいました(バックミラーなし)。直後にボクも前車をパス。タイムは21秒台。もうちょい、と思ったところでチェッカーフラッグ。 キノコ狩りは、ハローウッズの指導者について森に入り、キノコとドングリを1つずつ採取、最後に指導者の評価を受けます。食用キノコは○、毒キノコは×。ドングリの○と×は虫に食われてるかどうかで判定。水に入れ、沈めばOK、浮くのは虫食われだとか。うちのMAMAの結果は、キノコが×、ドングリは○、総合0点! 参加者の中には、ヒールで山道を歩くことになったかわいそうな人も。 | |
もちつき&表彰式 | |
ボクがカートから芝生広場に戻ると、すでに餅つきが始まってました。できた餅は、磯辺、きな粉、つぶ餡でふるまわれます。つき上がる度に、餅を待つ人の長蛇の列! みんな、お腹すいてたんですね。ボクもおいしくいただきました。それでも足りない人は売店へ。ホットドッグが飛ぶように売れてました。 さて、お待ちかね、順位発表&表彰式。1位には何と、横浜タイヤより、好きなサイズのスタッドレスタイヤ1セット! 誰がゲットしたかというと…、国沢&竹平ペア! 当然の結果か。しかし、賞品は両氏のご好意により、表彰式後のジャンケン大会へ。次々に順位が発表され、車載テレビ、ETC車載器などの賞品が授与されていきますが、飛び賞、ブービー賞を含めてボクらのゼッケンが呼ばれることはありませんでした。ジャンケンも夫婦そろって1回線でチョキを出して敗退。それでも、参加賞としてポロシャツやTシャツ、ステッカーなどをいただいて解散となりました。 ファンファンラボで買い物し、帰る頃には本格的な雨になってましたが、イベント中は降られることもなく、いろんな企画を楽しむことができました。三推社、ツインリンクもてぎ、その他の関係者の皆様、ありがとうございました。キノコ鍋、楽しみにしてたんですが…。 スーパースピードウェイの体験走行は、YRSのオーバルレースに役立つ、かも? 3年間共にレースを戦ったランサーセディアワゴンとは、この3週間後にお別れです。 | |
写真を提供して下さった「ベストカー」編集部梅木様、ありがとうございました。 |
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