このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

YRSエンデューロ 第3戦

2001年8月18日  筑波サーキット (茨城県) コース1000


天候:曇り

路面:ドライ

ラップタイム (92レビン)

ボクの走行分のみ抜粋
Lap123456789101112131415
Time61"50250"06249"81450"97650"26149"03149"04749"50651"54949"08350"07849"72148"48148"54950"233
Lap16171819202122232425262728
Time49"70950"32249"36649"74549"72049"14549"96052"90950"16448"68778"13649"88950"340

☆ 参加レポート ☆

エントリー

 愛車 RVR と共に、朝4時に筑波へ向けて家を出ました。でも、いつもと違ってチャイルドシートは付けっ放し。そう、今日の2時間耐久レース「筑波エンデューロ第3戦」には、RVRで出場するのではありません。実は10日ほど前、YRSからエンデューロの参加者を募るメールが届きました。個人での参加OK、クルマはYRSが用意する、というもの。すぐに応募しました。そして数日後、一緒に走るメンバーが決まったと、彼らのメールアドレスと共に知らせが。お互い自己紹介がてら作戦を立てておくようにと。で、立てた作戦はというと、YRSで教わった通りの走りをして完走しよう、くらいのもの。だって、当日までクルマは見ることさえできないんだもん。作戦なんて立てようないじゃん。

UNKNOWN

 筑波コース1000で、メンバー4人が初めてご対面。アリスト乗りのIさん、ミニのTさん、マークⅡのYさん。みんなYRSのイベントの経験者です。みんなボクより速いラップタイムの持ち主。しかもボクは最年少。でも、気さくな人ばかり。そうそう、チーム名は「Racing Team UNKNOWN」。クルマもメンバーも耐久レースも未知だから。いちおう、名付け親はこのボク。

レビン

 クルマともご対面。スーパーチャージャー付き92レビンです。写真では見たことあったけど、実際に見ると、いよいよ気分も盛り上がります。まずは軽量化! トランク内の荷物、後部座席、床マットと、はずせるものは全部はずしました。次に、なんと、Tさん、自分のミニから4点式シートベルトを取り外し、レビンに付けちゃったじゃありませんか。その作業の早いこと。

コース1000

 今日は、練習走行 → プラクティス(タイム計測) → 練習走行 → 本戦、というスケジュール。時間があるので、4人でコースを歩いて下見します。皆さんには写真で「筑波コース1000」をご紹介しましょう。
第1コーナーヘアピンコーナーS字コーナー
インフィールド内ストレートインフィールド出口ホームストレート

ロールする? しない?

 練習走行は別料金。でも、全員一致で2回とも参加することに。それでも1人当たり2,000円。事前に決めた本戦と同じ乗車順で、Iさん、ボク、Tさん、Yさんと乗っていきます。いやー、速いよ、このクルマ! ぜんぜんロールしないし。うひゃー、どひゃー!とか(これ、どうやって英訳しよう?)、ボク1人ではしゃいでたんですが、他のメンバーは、「え、けっこうロール大きいよね。」と、かなり冷静でした。

作戦

 本戦直前、ボクらの走りを見たYRSチーフ・インストラクターのトムさんから、ペースが速過ぎるとアドバイスをいただきました。そして、50秒台で走ることをボクらの目標に。ガソリンも施設内のスタンドで満タン。これで準備はOK!

スタート!!

 本戦は11:00スタート。2時間後のゴールを目指します。まずは、ホームストレート上に、プラクティスのタイム順に、クルマを斜めに向けて並べます。わが「Racing Team UNKNOWN」は予選6位。第1ドライバーはクルマのカギを持ち、クルマと反対側に。そして、スタートの合図と共に、いっせいに自分のクルマへダッシュ! シートベルトを締め、エンジンをかけたクルマから順次走り出します。この時点で「UNKNOWN」は3位。その後、トムさん運転のシティーも抜いて2位に躍進! でも、すぐにシビックとスカイラインに抜かれて4位に落ち着きました。

ライバル

 ここで参加車両をご紹介しましょう。#51/シビック、#52/32スカイライン、#53/ロードスター、#54/プジョー205、#55/MR2、#56/92レビン(わがチーム)、#57/ピアッツァ・ネロ、#58/MGF、シティー(特別参加・トムさん運転)の9台です。ライバルはプラクティスでラップタイムの近かったピアッツァ、プジョー、MGF。ピアッツァとプジョーはこっちと同じ混成チームです。

ドライバー交代

 2時間の競技時間中、1回3分のピットストップが3回義務付けられています。そこで、「UNKNOWN」では1人あたりの走行時間を25分に設定。そして、Iさんは自分の持ち時間を順調にこなしてピット・イン。いよいよボクの番です。きんちょー! ベルト装着。ステアリングを握り、準備OK! で、いつスタートしていいの? 窓閉めてるしメットもしてるので、スタッフの言うことがよく聞こえません。スタートしろ、っていう合図かと思ってピット・アウトしようとしたら、ちょっと待ってって戻されちゃいました。気を取り直して、今度こそホントにコース・イン!

ペース配分

 コースに入ってしまえばこっちのもの(?)。ここではもっと踏める、あ、ここでも大丈夫じゃん、なんて走ってるうちに、ペース配分なんてすっかり忘れてました。何台か追い越しちゃったりして。ふと気付いてタイムを見たら48秒台。マズイと思い、前を行くプジョー(MGFだったかな?)に合わせて走ったら49〜50秒台に落ち着きました。そのチームのサインボード、見やすくてよかったです(コラコラ)。

スピーン!

 交代してから23周目、ダントツの速さのシビックとスカイラインに抜かれた後、ペースメーカーとの間が開いてしまいました。またまた自分を失ったボク、第2コーナーでコーナリング中、実はもっと踏めるんじゃないかと右足に力を入れました。しかし、アンダーステアが出てコーナー出口でコースアウト寸前! 瞬間にアクセルを抜くと、車体が左右に揺れ出し、必死に立て直そうとするも、あえなくスピン。ヘアピン手前で車体を内側に向けて止まりました。コースを半分ふさいだ状態。しかもレコードライン。でも、なかなかエンジンがかからない! いやー、焦りました。幸い後続車が来る前に復帰できました。
○の部分のブロックが欠落
(その他、見えない部分にも多数)
余裕の無さ
 その後2周で持ち時間の25分が経過。ピット・インして次のTさんに交代しました。25分て長いねー。かなりの時間走ったつもりでタイマーを見ても、まだ残り10分以上あったりして。でもその間、正直に言って、そのタイマーとタコメーター以外、何も見てませんでした。つまり、水温計も燃料計も。それと走行後の左前タイヤ、外側の所々でブロックが欠けていました。限界を超えた走りを強いたせいです。反省。
優勝したシビック(2台目)
準優勝のスカイライン(後ろ)
3位のロードスター(左)と特別参加のシティー(中)

燃費走行

 Tさんもその後のYさんも、燃料の残量を気にして思うように走れず。最終のYさんなど、3速と4速で走ってたんだって。ボクが思いっきりアクセル開け過ぎたせいです。すいません…。

ゴール

 そして、スタートから2時間、「チームUNKNOWN」のレビンは無事チェッカーを受けることができました。結果は8台(トムさんの車を除く)中7位。でも、初参加者ばかりの即席チーム、しかも初めてのクルマで、よくここまで走り切ったと思いません? また出てみたいなー。今度はタイヤをいたわって走りますので。

今日の教訓、考え、観察しながら走る余裕が大切。

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