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 九州新幹線登場記念旅行
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【旅行情報】
日時:2004年03月11日〜2004年03月14日
方面:東京→西鹿児島→東京
人数:2人
予算:
概要:

【旅の始まり】
3月のダイヤ改正で九州初となるの新幹線(JR九州管轄)がデビューするということで、これは乗りに行くしかないということになり、その初日にあわせて乗車することを計画した。

2004年03月11日(木)


「すみません、取れませんでした・・・」

————————

一ヶ月前の乗車券争いから時は過ぎ
とうとう旅行の当日を迎えることとなった

今回は初の寝台特急を利用し
博多へと向かうこととする

駅員さんの計らいで
「さくら」のB寝台ソロの入手に成功
ワクワクで乗り込んだ


18:03———
「さくら」と「はやぶさ」の12両編成は
EF66に牽かれて東京駅をあとにした

二階建て構造の個室
私はその二階、部屋番号「No.10」

車窓に映る自分、そして都会
初の九州に期待を膨らませながら
寝台列車の空間を楽しむ
2004年03月12日(金)


気がついたら朝になり
快適な目覚めで下関へ到着

そこで機関車の入れ替えを行い
いざ関門海峡へ突入!

あっという間に越えてしまって
気がついたら九州へ到着
(早い・・・)

鍵の回収が行われ
初の博多駅へと到着した

で、「つばめ」さんは・・・


←これかな??

見るのも触るのも、もちろん初めてで
形式だって知らないわけで・・・
今までに見たこともない九州の列車が
どんどんと発着を繰り返す

「ナナ・パー・ナナ」って言うのかぁ、
ゴツイなぁ。

どこか海外の車を思わせる作りだなぁ
と感じながらナデナデしてみる



同業者の方が撮影をしまくっている

明日からなくなる(区間短縮・改名)もんな
私もとりあえず負けじと撮影
うゎ、「つばめ」だけでメモリーが・・・

4時間ほど見たり撮ったりを繰り返し
自分の乗車する列車を待った

そして14時05分発「西鹿児島」行きの
L特急「つばめ」15号が8番線に入線した


乗車して発車を待つ

丸みを帯びたやさしげな内装は
外装とのギャップが激しい

「これはホテルか何かだろうか?」
と思わせるほどの高級感あふれる作り

4号車 4番 A席

後ほど調べてわかったのだが
4号車はビュッフェを改造した車両だった


隣に来たおばあちゃんと一緒に
色々な話をしながら西鹿児島へ向かう

「予約して行こうと思ったんだけどねぇ
どうも今日は席がいっぱいらしくて」

そりゃ今日が最終日で
全国から電車好きが集まってますから

たまたま空いていたこの席を取ったらしい
(ってこれ、友達の分キャンセルにした席だ;)


博多を発車して中盤に差し掛かる

八代、日奈久、水俣、出水、阿久根・・・

真横には美しい天草灘が広がる

初めて乗ったにもかかわらず
この美しさに感動し、
目を閉じるたびに今でも浮かびあがる


川内、串木野、伊集院

「長らくのご乗車ありがとうございました
まもなく終点、西鹿児島です・・・」

残念ながら明日からは
特急「つばめ」はもうここを走らない

あまりの感動の大きさに
存続を願う自分がいるのだった
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